在宅勤務はコロナにもお隣さんにも負けない!集合住宅のネット環境対策 – Wi-Fiルーター編
ほぼ1か月在宅勤務が続いており自宅からMS TeamsやWebexでのオンライン会議を行なう機会が相当増えて来ました。
そこで、前々から少し気になっていたのた自宅マンションのネットワーク環境が若干不安定であるということです。
今回そのた対策を行いかなり快適になりましたので纏めてみたいと思います。
自宅の環境について
自宅のマンションは少々古く、マンションの集合交換機まではNTTやauと光ケーブルで接続され、各戸にはVDSLで分配されています。
契約は、ドコモ光、マンションAタイプで、プロバイダはDITでした。
よって今回の記事下記の様な条件の方にはご参考になるかと思います。
- 4人くらいの家族構成の方
- マンションにお住まいの方
- フレッツ光、またはドコモ光のマンション契約の方
- VDSLモデムで接続されている方
快適な通信の為の改善ポイント
今回、以下の3つの項目について対策しました。
- Wi-Fiルーター
- VDSLモデム
- プロバイダ
いずれも基本的な部分だと思いますが、、、
Wi-Fiルータはお隣さんに負けない電波が必要
マンションにお住まいの方なら判ると思いますが、Wi-Fi設定でアクセスすると、蜜な環境ですので沢山のアクセスポイントが引っかかって来ます。
また最近のWi-Fiルーターは1台でaやgなど複数のアクセスポイントを持つものが多く本当にたくさんのWi-Fi電波が飛びまくっているということですね。(ステルスにされている方も多いので更に)
よって、お隣さんに負けない電波を確保するための一つの基準としてWi-Fiのスペックを見るとストリーム数が上下それぞれ3以上あること、端末を追跡するビームフォーミングが出来る機種が必要になると思います。
家族用のWi-Fiルータは処理性能も大切だった
お子様が成長されるとスマホ、タブレットやPCを持たれるのが当たり前の時代になりました。また皆さんゲーム機も持たれていますね。
更にTVやレコーダー、スマートスピーカー、またエアコン等の家電もWi-Fiに接続されています。
よって4人家族にもなると、Wi-Fiルーターには10台や20台の端末が普通に接続されていることになります。
実際、スマホ見ながらテレビやPC使うのが普通ですので、接続されている端末を高速に並列処理出来る性能、つまりCPUのスペックも実は重要であることに気がつきました。
当然だけど最新のWi-Fiルーターが良い
Wi-Fiの規格もどんどん進化し色々追加されています。
よって、最新のPCやスマホを買い換えられても、Wi-Fiルーターが古いとそれらの最新の性能を出せないことになりますので勿体ないということですね。
結局快適なWi-Fiルーター選びは元も子もないけど
機種選びをする時は、MU-MiMO、ビームフォーミング、トライバンド、メッシュ、Wi-Fi6などなどわけの解らない言葉だらけですのでもう混乱して解りません。
一方で、Wi-Fiルーターは成熟製品でもあり各社横並びという感もありますので結局、最新、中位機種以上ということになると思います。
そこで私が前回Wi-Fiルーターを購入したのは2年前で、すがその時に一番重視したのが、しっかりとしたアンテナを備えていること、次がCPU処理性能ということで、その時点で奮発してTP-LinkのArcher C5400を購入しました。
最新機種はWi-Fi6対応など中身も外観も強力になっています。(お値段も強力だけど)
TP-Link WiFi 無線LAN ルーター WiFi6 11AX トライバンド 4804 + 4804 + 1148Mbps 3年保証 Archer AX11000 【 iPhone11 対応】
その結果、5年前の古いルーターでは頻発していたWi-Fiが切れること、またルーターから離れた部屋でも電波の強度が上がりかなりの改善しました。
いや、マンションでは、隣さんより機種下位機種だとかなり不利だと思います。できれば上位機種を(^^ これ実感しています。
例えば、お隣さんがトライバンドらしい電波を発している様であればかなり強敵です;;;^^)
もうメッシュネットワークで対抗するしか無いかもですねw
しかし!VDSLでのWi-Fiルーター選びはそれだけじゃなかった!IPv6 IPoEが重要
Wi-Fiルーターの強化でかなり快適になった我が家のネット環境ですが、コロナウィルス流行の緊急事態宣言で在宅勤務となり通信の問題が更にクリティカルになって来ました。
- 1年くら前から週に1〜2度の頻度で、VDSLモデムの通信が切れる様になった。通常30分くらいで修復していたが、会議で使う際は不安要素である。
- ここ1ヶ月業務時間帯の通信速度が低下してきた。
1の改善については、次の記事でご紹介いたします。
で2の方をネットで調べ見ると、我が家の様なVDSL環境では、マンション内でボトルネックが発生すること。
それを解決するには、IPv6 IPoEに対応しているプロバイダで、更に、IPv6 IPoEが設定できるWi-Fiルーターが必要であること。
が判りました。
そして、契約していたプロバイダDTIはそれに対応していることが判りました。更に下記の様な詳しい説明ページまで公開されていました。
マンションやアパートに住んでいて、インターネット回線は「VDSL回線(配線)」を使っているという方も多いはずです。あるいは、光回線を使っていると思っていたのにどうも速度があまり速くないと感じている方は、もしかすると集合住宅が宅内配線にVDSL回線を導入しているのかもしれません。しかし、VDSL回線でも「IPv6 IPoE」を活用すれば高速化が実現できる可能性があります。VDSL回線とIPv6 IPoEの関係について解説します。
TP-LinkのWi-Fiルーターは今後IPv6 IPoEに対応していなかった
TPLinkのこちらのページ→IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応確認済みリスト
つまり、私の使っているC5400も、更に最新のWi-Fiルターも対応していないことが判明したのです。
これをどう対策するのかは次の記事に書かせて頂く予定ですが、マンションでVDSL環境な方は、このIPv6 IPoEに対応しているプロバイダとWi-Fiルータを是非ご選択してください。
次の記事ではVDSLモデムを交換するよ
まずはVDSLモデムから手をつけます→ こちら
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