ラリーカールトン&リチャードボナ@ブルーノート東京に行って来た。エフェクトボードチェック!
先日Bluenot Tokyo でのライブ LARRY CARLTON with special guest RICHARD BONA に行って来ました。
ライブの前に1枚。
ラリー・カールトンとリチャード・ボナという最高のコラボですが、お二人はとても気が合っているようで、かなりリラックスかつ熱いライブとなりました。
ライブレポートが公式サイトにアップされています。
演奏された曲のセットリストは以下の通り。
1. SHAM TIME
2. OUI OUI SI
3. HIGH STEPPIN’
4. SMILES
5. PLEASE DON’T STOP
6. EYAND (RICHARD BONA SOLO)
7. YESTERDAY
8. BURNABLE
9. FANNIE MAE
10. EC1. #1090~THOUSAND DREAMS
11. EC2. ROOM 335
ということで、Room335で一番盛り上がって最後を締めるという流れでした。
勿論ギターは長年愛用されている Gibson ES335 で、これ1本で弾き切られていました。
ネックの裏も見えたのですが、塗装が剥げてかなり使い込んでいるようす。
ボディー裏面もバックルチェックが入り、塗装が剥げています。
楽しいライブが終わったので、エフェクターボードもチェックさせて頂きました。
ボードは綺麗に纏められており、ボリュームペダル、ワウ、オーバードライブ、空間系が揃っています。
ボードにあるペダル一覧は以下の通り
- ERNIE BALL Volume Pedal Mono 6166
- VOX ワウペダル
- Blueline overdrive
- PROVIDENCE CHRONO Delay
- FREE THE TONE TRI AVATAR TA-1H
- FREE THE TONE AMBI SPACE AS-1R
- KORG PITCHBLACK TUNER
- Voodoo Lab Pedal Power digital
まず、ギター側のジャックと同じ緑の保護テープが巻かれているシールドのでだったのでまずアーニーボールのボリュームペダルにインプットしていると思われます。
ERNIEBALL (アーニーボール) 6166 250K MONO VOLUME PEDAL¥12,800(税抜)
ワウはVOXですが、ノーマルV847かMODかは不明でした。
オーバードライブはBlueline overdrive、ハワードダンブルを研究し尽くした歪みを再現するペダルということです。日本ではレアなペダルですね。
ディレイは 定評のPROVIDENCE CHRONO Delay。
PROVIDENCE (プロヴィデンス) DLY-4 CHRONO DELAY ¥32,000(税抜)
コーラスは Made in Japanを誇るFREE THE TONE TRI AVATAR TA-1H
リバーブも同じくFREE THE TONEの AMBI SPACE AS-1R
ということで、空間系は最新のボックスで纏められていました。
ちなみにチューナー KORG PITCHBLACK TUNER
パワーサプライはVoodoo Lab Pedal Power digital
そして肝心アンプは Bludotone The Blud-Driveで、ラリーカールトンが愛用していたハワードダンブルのコンセプトを引き継ぐカスタムアンプということですね。
基本ハワードダンブルと同じでミュージシャンの方がオーダメードするアンプのようですが、クロサワ楽器さんがオーダーしたものが販売されていました。
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アンプの下には、Bludotone専用のFXループセレクターであるLoop-a-Latorがありました。
またペダルボードにはセンドリターンケーブルとフットスイッチがありますので、空間系のエフェクトはこれで接続されているのかもしれません。
このようにラリーカールトンはかつて愛用していたハワードダンブルのサウンドを今でも追求したシステムになっているようです。
演奏中に一番操作されていたのはボリュームペダルでした。曲によってはワンフレーズごとにミリ単位の操作をしていたのが印象的でした。またワウも2曲ぐらいで使用されていましたのでそれなりにお好きなようです。
そして、やはりと言うべきなのかオーバードライブトーンはとてもスムースかつ抜けが良いサウンドでした。
Room335の例のカッティングのイントロはナチュラルオーバードライブサウンドでガツンと鳴らされていたのが心に沁みましたw
ということで、ほぼ全てがハイエンドのペダルとアンプが使われていますので、音への拘りはやはり相当なものだと思います。
ラリーカールトンのサウンドを再現しようとしたら、要はやはりアンプということでしょうかね。
これは、オーダーメイドのアンプでありそのお値段的にしてもかなり敷居が高そうですね!(ペダルもお高いものばかりですが)
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