バイバイ YAMAHA WR250X 3年間ありがとう!
ヤマハWR250Xとお別れすることになりました。
2013年の9月に納車して約12000km走行しました。
今でもWR250xに飽きたわけではありません、特にWR250Xのデザインは今でも最も好きなバイクの1台に間違いありません。
ただどうしても欲しくなったバイクが現れたから買い換えることにしたのです。
WR250Xは2007年にデビューして以来、10年を経過したバイクです。
しかしその間、細かい違い、カラーリングの変化はあるにせよ、デザインから装備までまったく変わらずに今でも現役という稀なバイクです。
おそらくですが、250ccとしてあまりにも完成度が高く、改良するポイントが無いということになるのかもしれません。
YZF-R3/R25プレミアム試乗会の時に、ヤマハの開発者の方にWRのエンジンを何故使わなかったと質問させて頂いたのですが、
WR250R/Xのエンジンは、R3/R25のエンジンよりも遥か製造コストが掛かっており、採用も検討したが車両価格がずっと高価になってしまうということです。
ヤマハとしても2度とこのようにコストを度外視したバイクはもう出てこないのでは、、、、とおっしゃっていました。
で、そんな素晴らしいエンジンなのですが実際に乗っていると、パワー感だけで無くアクセル開けた瞬間のレスポンスとその直後のトルク感が素晴らしく、おそらくですがオフロードをハイペースで走る際のきっかけ作りも自由自在に出来る素晴らしいコントロール性を持っているだろうということが感じられます。
また、エンジンに負荷が掛かっている時の粘り感というか、基本的に高回転エンジンなのは間違い無いのですが、少し低い回転でも前進する力強いトルクを感じます。
なので、例えば6速で一般道を巡航しながら速度をコントロールをしていると、250ccながらも正にシングルエンジンとしての路面を蹴る鼓動感を感じるのことがツーリングしていてもとても心地良いのです。
そして何よりも、ロードバイクとは比較にならない軽量なシャーシは、峠を正に自由自在に走ることが出来るバイクです。。。。が、それが災いしたのか;;^^)、実は昨年転倒し、こんなレッカーな姿にもなっていました、、、、
この時、バイクは一回転しw、 ハンドルが曲がり、カウルにキズが付く被害とはなりましたが、それでもフレームやエンジンのクランクケース主要な部分に一切ダメージは無く、曲がったハンドル部分、外装を交換することで、まるで何事もなかったように蘇っていたのでした。
そんな走って良し、転んで良しwなWR250Xですが、あえて欠点を挙げるとすると、まず7Lしか入らない燃料タンクです。
しかし燃費はそれほど悪く無く22km/L〜25km/Lですので120km走ったくらいで警告が出て150km以内に給油する必要がありました。
ただ、慣れるとツーリングコースもガソリンスタンドまで含めて考えるようになり、まぁそれはそれでコースと立ち寄り先を計画することが楽しくもありました。
次に、やはり知られている三角木馬なシートですが、当初はそれなりに辛かったのですが、しばらくすると慣れましたw
ただ、流石にツーリングしていると定期的に休息を取りたくなることは間違いありません。
ですので、まぁ航続距離が短いことで、ちょうど良い休息を取れるというパターンに慣れていたところです。
そんなこんなでそんな欠点まで慣れてしまい、箱根、伊豆、道志、長瀞くらいの日帰りコースであれば楽勝のワインディングツーリングを楽しめていました。
今更ですが、お別れするのはちょっとさみしいですね、、、、
ところでこちらは友人のBMW S1000RRとのツーショットですが、こちらも既に売却済み;;;^^) 新しいバイクに変わる予定です。
春には新しいツーショット画像となりますので楽しみです。。。。
ということで、短い時間でしたが、WR250Xは確実に最高の250ccバイクとして思いっきり楽しむことが出来ました。
3年間ありがとうございます!