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ほぼ永久保存可能なメディアが現る可能性

石英ガラスにレーザー照射することでCD並のデータ密度で、数億年!のデータ保存可能という技術が開発されたそうです。

開発した技術を用いて4層の記録層を作成したところ、CDの記録密度である35MB/inch2を上回る40MB/inch2を実現した。1000

Via : 日立と京大、石英ガラスにCD並みの容量のデータを記録する技術を開発、数億年のデータ保存を実現

日立製作所は9月24日、京都大学工学部 三浦清貴研究室と共同で、デジタルデータの半永久的保存を目指して、耐熱性・耐水性に優れている石英ガラス内部に、CD並みの容量のデータを記録・再生する技術を開発したと発表した。詳細は、2012年9月30日から東京で開催される光ストレージに関する国際シンポジウム「International Symposium on Optical Memory(ISOM2012)」にて発表される予定

Via : 日立など、石英ガラスの内部にデジタルデータを記録・再生する技術を開発 | エンタープライズ | マイナビニュース

石英ガラスは耐熱性、耐水性に優れる。データを記録した石英ガラスを1000度で2時間加熱してもドットがほとんど劣化しなかったことから、室温では数億年のデータ保存に耐えられるという。

Via : ニュース – 数億年保存のストレージ向け、石英ガラスにCD並み密度で記録する技術を日立が開発:ITpro

新たに開発した技術は主に2つ。1つはフェムト秒パルスレーザーを用いた高速密度技術で、石英ガラス内部に、フェムト秒パルスレーザーを照射すると、屈折率の異なる微小領域(ドット)が形成される。このドットを“1”、ドットが生じない部分を“0”としてデジタルデータを記録する。記録容量を増加させるために、レーザーのパワーや形成するドットの間隔、深さ方向の間隔などを最適化した多層記録技術を開発し、高密度な記録を可能とした。また、記録速度を向上のため、光の振幅や位相を2次元的に変調できる空間位相変調器を用い、一度に100個のドットを記録する一括記録技術を開発した。

Via : 日立、石英ガラスにCD並容量のデータを記録する技術 -AV Watch

これまでのメディア、フラッシュメモリ、ハードディスク、光ディスク、テープ、フィルムなど、どれもいつデータが読み込めなくなっても不思議では無い媒体ばかりでしたが、今回の研究で、初めてほぼ永久と言って良い保存技術が開発されたということですね。

1000度で2時間の熱にも耐えられるそうで、これはもう写真の保存などなど、一般ユーザーにもこの技術を利用出来る製品が出ることを願います。


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