KIAコンセプトカーの造り方 潜入リアルスコープ(風)動画
KIA自動車のコンセプトカーが出来るまでのKIA米国デザインチームに密着取材した動画。
KIA“Track’ster concept”はレーシングカーにインスパイアされたデザイン、ファーストスケッチからコンセプトカー完成まで約9ヶ月2012年シカゴモーターショー発表までの記録です。
面白いのは、デザイン構想段階で、往年のフェアレディZ432。フィアット アバルト・500 そして、メルセデス・ベンツSLS AMG GT3、そしてPlayStationのGT5などのイメージをリファレンスしながら構想を纏めて行く場面。
更にスノーボードブーツからヒントを得てりうのでしょうか?様々なモチーフを取り入れているようです。
またデザイナーの机の上にはBMW Z4 GT3、PCの壁紙にはフェラーリ250GTOと、インスパイアされまくっているんですねw
スケッチから制作されたクレイモデルは、デジタイザーで、モデリングデータの落としこまれ、そのデータから1/1スケールの紫外線硬化樹脂クレイモデルを6軸制御のCAMマシンで削り出しています。
そして微妙な面の仕上げはやはり人間の感覚でクレイを盛ったり削ったりという過程を経て、実際のモデルカーになるようです。
そしてコンセプトカーの土台になる、市販車にボディと内装を被せて行く工程は、殆どのパーツはCAMによる一品制作。
ということで、スケッチから実物のコンセプトカーまでたった9ヶ月で制作出来ること自体が凄いかもしれませんね。
GJ!!