F1カナダGPザウバーのドライバーがいろいろ大変なことに
モントリオール市街の高速サーキットでF1カナダGPのフリー走行が終了しました。
今回一番大変だったのは小林可夢偉さんのチーム、ザウバーF1に違いありません。
まずモナコでクラッシュしたものの、メディカルチェックも問題無くカナダでは完全復帰を遂げる筈だったチームメイトのセルジオ・ペレスさん。なんとフリー走行1回目でダウン・・・
「もちろん僕自身は万全の体調だと考えていたし、F1ドライブに何も問題はないと考えていたんだ。 ところがフリー走行を走ってみて、ほんとうは身体的にとてもつらい状態であることに気がついた。 F1マシンで走るなら、100%の状態でないととても戦えない。 でも、今の自分がそれには合致していないということなんだよ。 残念ながら、ほんとうの回復にはまだもう少し時間が必要だったということだね」
勿論チーム代表のザウバー氏は困惑・・・
「今回のことには驚いている」と代表のペーター・ザウバーはコメントしている。「彼は最初にモナコ、次にチューリッヒの病院で徹底的な診察を受け、今週木曜にモントリオールで受けたFIAのメディカルチェックでも問題ないとして出場の許可を得ていたんだ」
その代役としてリザーブドライバーのエステバン・グティエレスさんが出場出来る筈でしたが、その時彼はメキシコに居たそうで・・・・
エステバン・グティエレスは、ザウバーでのF1デビューを逃したことをやや不満げに語った。 メキシコ人ドライバーのエステバン・グティエレス(19)は、2011年のザウバーのテスト兼リザーブドライバーとして契約を結んでいる
ペレスさんの状態で何故、リザーブドライバーがメキシコで待機していたのか?確かに不満のコメントも納得出来るわけです。
また、ニコ・ヒュルケンベルグさん、何とザウバーC30のコクピットに対してその身長が高過ぎるという理由で乗れなかったとか。。。。
ペーター・ザウバーも「彼(ヒュルケンエルグ)は我々のマシンには背が高すぎる」と認めた。
そして結局、フリー走行2回目、急遽ペドロ・デ・ラ・ロサを起用!
ザウバーのセルジオ・ペレスが体調不良を訴えたため、カナダGPフリー走行2回目からペレスの代役として急きょペドロ・デ・ラ・ロサが出走。デ・ラ・ロサは、14周を周回してベストタイムは1分18秒536で18番手になった。
何と、それは10分前の要請だったようです。
ペドロ・デ・ラ・ロサは、セルジオ・ペレスの代役としてカナダGPに出場するという連絡を受けたのは、フリー走行2回目スタートのわずか10分前だったと明らかにした。
追記>また、ペドロさんがザウバーに“すぐに”乗れた理由の1つとして、ザウバーに彼のマイシートwが残っていたらだそうです。
@mpark_yokohamaさんからの情報です
@156gta ペドロは自分用のシートがザウバーに残っていたそうで、ある程度事前には打診があったそうですね。
F1マシンは勿論、シートはドライバー専用で制作されるものですから、ペドロさんラッキーだったのかも。。。いややはりチームメイトとして戦っていたというのが、彼を信頼出来る理由の筈です!
そして更に・・・何と・・・小林可夢偉さんがフリー走行2回目で痛恨のクラッシュ・・・
セットアップも完全に出来なかったようです。
「ここは専用サーキットではないので、走り始めは路面が滑りやすく全然プログラムを進めることができなかった。 それでも午後になってだいぶ改善されたのでダウンフォースやセットアップを進め、オブションタイヤを履いてさあアタック、となった時にクラッシュしてしまったんだ。 事故は完全に僕のミスで、チームには申し訳ないことをした」
小林可夢偉さん反省しながらも、ペレスさん、デラロサさんに気遣いのコメントを出しています。
「セルジオ(ペレス/チームメート)の代わりとして出走することになったペドロ(デ・ラ・ロサ)については、去年からよく知っていますし、週末の間、彼をサポートしていきたいと思います。セルジオに関しては、早く全快してもらいたいと願っています」
追記:フリー走行3回目で今度は、ペトロ・デ・ラ・ロサさん、大クラッシュ・・・・
11日(土)、ジル・ビルニューブ・サーキットで行われたカナダGPのフリー走行3回目セッションは、ドライコンディションで大きな出来事もなく終わろうとしていたが、終了間際にまたもアクシデントが。
前日の小林可夢偉と同じ4コーナーでクラッシュしたのはペレスの代役としてザウバーのマシンをドライブした同僚のペドロ・デ・ラ・ロサ。
コース反対側まではじき飛ばされたマシンはかなりのダメージの模様。
ザウバーちょっと流れが悪いですね。orz
予選、決勝はまた、ザウバーチームと小林可夢偉さんのミラクルが見れることを期待していますよ!
頑張ってください。