2011年F1カレンダー発表 バーレーンGP復活(暫定)
今年のF1スケジュールを修正されたF1カレンダーが発表されました。ただし未だ暫定案とのことです。
IA(国際自動車連盟)の世界モータースポーツ評議会は、課題とされていたバーレーンGPの年内復活開催について、今年10月30日(日)に行うことを決定した。
同日にはインドGPが予定されていたが、こちらは11月27日のブラジルGPの後、12月にスケジュールを変更する予定という。
インドGPは今季最終戦になると共に、FIA年次総会、授賞式をも開催する予定。
FIAは、バーレーンGPが2011年のF1カレンダーに復帰することを正式発表した。金曜日にバルセロナで行われた世界モータースポーツ協議会で、反政府デモによる混乱で中止となったバーレーンGPが10月30日に開催されることが正式に決定し、インドGPが最終戦として12月に開催されることになった。
FIAの説明によると、FIA会長ジャン・トッドの要請により事実調査が行われた後、FIA副会長カルロス・グラシアがバーレーンの状況を評価するため、5月31日に同国を訪れ、バーレーン各省庁、バーレーン・モーター連盟、バーレーン・インターナショナル・サーキット、ナショナル・インスティチュート・オブ・ヒューマン・ライツの代表者らと会合を行ったという。
バーレーンの復帰が決定。最終戦の日程は未定 – F1ニュース ・ F1、スーパーGT、Fニッポン etc. モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
バーレーン・インターナショナル・サーキットのザイード・ラシッド・アルザヤニ会長は声明で次のように述べた。
「バーレーン全体にとって喜ばしいニュースだ。国として、我々は厳しい期間を迎えてきたが、ビジネス運営は安定性が通常近く戻っており、非常事態宣言は解除されており、各国は渡航制限を解除している」
「バーレーンを代表して、バーニー・エクレストン、ジャン・トッド、FIAをはじめ、我々のために今年の拡大を支援し、理解してくださったモータースポーツ界の方々に感謝したい」
変更の理由は、今年の開幕戦を飾る筈でありながらも政情不安で中止(延期)されたバーレーンGPがカレンダーに復帰したということです。
日程的にはインドGPを延期し、バーレーンGPにしたということです。
インドGPは11月30日として最終戦に移動。インド側はそれを了承したそうです。
結果的にインドGPは12月4日か11日となりますが12月開催はF1史上初ということで、延期、しかもクリスマス直前ということでF1スタッフの皆様はちょっと涙目かもしれませんねw
今年初開催のインドGPですが、日程に余裕ができたこと、そして、最終戦として様々なイベントが開催されるので、願ったり適ったりかもしれませんね。
ちなみに、今年のチャンピオン争いは、かなり早期に決着されている筈、もしかしたら10月のバーレーンGPくらいが山場かも・・・・
そして、開催の可否について、関係者の声としては賛成、反論と様々なようです。
「しかし私の推測では、すべてのチームだけでなくもしかするとFIAも、それぞれの国家が公式にバーレーン渡航は安全ではないという警告を発令することを期待しているのではないだろうか。そうなればチームスタッフを守るために渡航が自動的にキャンセルになるだろうし、そうすればレース自体も中止になる。しかし、これは要領の悪いやり方だ。バーレーンの問題が保たれたりエスカレートするようなことはないと信じているし、そうであれば今シーズンにバーレーンGPが実現するだろう」