DIY:幻想的に“ボケ”る方法
この綺麗なハート型のイルミネーション、Photoshopの合成ではありません。
フォトグラファーのLucas Ridley さんがレンズのボケを利用して、DIYした“絞り”を利用して撮影された作品です。
制作方法はYouTubeにアップされている動画を見てくださいね。
基本的には、レンズの前に、ボケたいカタチを切り抜いたブラックの厚紙をカブセる方法です。ポイントはこちら。
・切り抜きの大きさは小さめにする
大きく切り抜いてしまうと、形状が判別できないくらいボケボケになるそうなので小さめに
・撮影時は“A”モード(絞り優先)モードを使う
開放(最も絞り値を小さく)で撮影します
これでオート撮影できますが、もちろんM(マニュアル)露出モードでさらに細かく露出を設定するのも良いかもしれませんね。
もちろん、AFはそのまま動作しますが、MFを使うと、さらに遊べるかもしれません。
・もちろんバックに光源があること
これはセンス次第ですが、綺麗な光がある場所をさがしましょう
・ボケ易いレンズを使う
50mmくらいの標準レンズで絞りの開放値がF1.4とかF1.8のレンズ
キットのズームレンズではちょっと雰囲気が出ないかもしれませんね
自作が面倒な方には、“ボケ・マスターズ・キット”(ネーミングがいいねw)が$25で販売されているそうです。
ちなみに “Boche”=ボケ は世界中(カメラ関係者オンリーですが)で、使われている日本語のようです。
こちらの動画も同様なDIYボケの制作方法を説明されていますが、レンズの前に保護フィルタを装着し、そこに合う大きさの自作絞りを貼るという方法。こちらの方が簡単と思います。
あるいはレンズベビーはマグネットを利用して絞りを付けることができる構造になっています。
オプションの絞りで同じような効果、というかティルトシフトを組み合わせて、より幻想的な作品を撮影することができます。(オートフォーカスは無理だけど)
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