Lotus .v.s. Lotus 結局両方がロータス継続へ
これまでお互いを訴えるという泥沼化の模様を挺していたロータス名称権問題の裁判ですが、ようやく裁定が出されたようです。
Team Lotus will be able to continue using its name in Formula 1, after the High Court in London ruled in its favour in the row with Group Lotus.
27日(金)、ロンドン高等裁判所は、グループ・ロータス(現ロータス・ルノーGP側)から提訴されていた「ロータス名称問題」について、チーム・ロータス(前ロータスF1レーシング側)の使用権を認める判断を下した。
航空会社エアアジアのトニー・フェルナンデスCEO率いるレーシングチームは昨年、F1への参戦を開始したが、イギリスのスポーツカーメーカーであるグループ・ロータスと提携し、ロータス・レーシングとしてF1を戦っていた。
しかし、その後にグループ・ロータスとフェルナンデス側の関係が悪化。グループ・ロータスはフェルナンデスに認めていた「ロータス」の名称使用許可を取り下げ、2011年からはルノーチームと提携し、ロータス・ルノーGPとして参戦することを発表した。
また、グループ・ロータスがトニー・フェルナンデスのチームに対して「ロータス・レーシング」の5年の名称使用権の契約を早期に解消した問題については、グループ・ロータスには使用許諾を終わらせる権利があるとの判決が下され、グループ・ロータスは損害賠償請求を認められた。
結局、両チーム共にロータスの名称を継続して使用することが許可されたそうです。
よって、これまで同じくF1にはロータスが2チームエントリしている状態が継続することになったようです。
本質的には双方の勝利ということになるが、どちらも結果に完全には満足していない。チーム・ロータスの代表を務めるフェルナンデスはチームが歴史的な名前を使用し続けられることはうれしいと話し、ライセンス終了をポジティブにとらえている。
なんだか歯切れの悪い結果となりましたが、まぁどちらにしても、故コーリンチャップマンの意思が受け継がれたたチームとは言い難いと思います。ロータス2チームでブラックとグリーンのF1マシンの争いも面白いかもしれませんが、ロータス栄光の歴史を更に発展させるチームであればなお良いと思います。
1/20 ロータス タイプ79 1978 20060 (1/20 グランプリコレクションシリーズ No.60)
PLANEX ミニチャンプス製 1979年製マルティーニロータス79 カルロス・ロイテマン (Minichamps Scale Models 1:43 Martini Lotus 79 1979 C.Reutemann) LOT-SM-MC79R