F1ヘレステストでシューマッハがヘレステスト2日目最速タイム
昨年期待の中F1に復帰したシューマッハですが、周囲の期待通りの活躍がみられなかった皇帝シューマッハ。
前半はロズベルグに後塵を喫することが多く、やっと後半から同等の走りが見られるようになりました。
しかし周囲も今年のシューマッハに関してそれほど期待しては居なかったようですが、何とヘレスで開催されているF1シーズン前合同テスト2日目にシューマッハがトップタイムを叩き出してしまったのです。
最終的にシューマッハがトップのままでセッションは終了し、マッサ、バトン、アルグエルスアリ、ウェーバーまでがトップ5となった。6番手以降は、エイドリアン・スーティル、ペレス、ティモ・グロック、ペトロフ、マルドナド、ヤルノ・トゥルーリとなった。
シューマッハのコメントは素直に嬉しいとのこと。
勿論メルセデスチームのモチベーションにとってもトップタイムを出せたことが良い兆候になるに違いありません。
11日(金)、2日目を迎えたヘレス合同テストでは、「珍しく」メルセデスGPのミハエル・シューマッハが最速タイムを記録して関係者を驚かせた。
というのも、シューマッハはテストでいたずらにタイムを追ってパフォーマンスを演じるタイプではないからだ。
メルセデスGPがリリースしたW02はバレンシアテストでハイドロリック系トラブルに見舞われたことで走行が制限され、ラップタイムも芳しくなかったことから、その競争力が疑問視されていた。それでもメルセデスGPは10日(木)に、信頼性の問題を解決したと宣言。そして11日(金)のテストではシューマッハがトップタイムをマークしてみせたのだ。
勿論、シューマッハはタイムを出すのが目的では無く、登載燃料などもトリックも使っていないことを明言。
ミハエル・シューマッハは、メルセデスGPが朝早くにスーパーソフトタイヤを試していたと認めるが、最速ラップは軽い燃料で出せれたものだとの見方を論破した
今年も、ベッテルのレッドブル、アロンソのフェラーリ、ハミルトンのマクラーレンがチャンピオン争いを演じるのでは無いか?という流れでしたが、もしかしたらシューマッハのメルセデスもそれに加わるという予測は早計なのでしょうか?
注目はロズベルグのマシンが完調になりシューマッハとのポジション争い次第かもしれませんね。