モナコGPシューマッハがペナルティを受け12位に
昨日のF1モナコGPの一番の見所は、最終周ペースカーが入った瞬間に、アロンソをオーバーテイクしたシューマッハのアタックだったのでは無いでしょうか?
しかし、それがペナルティの対象となり、20秒加算されるという厳しい裁定が下ったようです。
レース終了後にスチュワードが調査開始
ミハエル 「オーバーテイクは合法」 – Formula 1 関連ニュース – GPUpdate.net
今回の場合、ラスカスコーナーの出口にSCラインがあるため、ここを越えていればオーバーテイクが可能となる。アロンソはファイナルラップを6位で走行していたが、SCラインを越えるか越えないかの微妙なポジションでシューマッハのオーバーテイクを許し、結果的にシューマッハが6位、アロンソが7位でチェッカーを受けた。しかし、レース後にこの件は審議されることになった。
そして結局、正式にペナルティの裁定が下る
シューマッハのオーバーテイクにペナルティ: FMotorsports F1モナコGP決勝レースの最終ラップで、セーフティカー退場直後に前車(アロンソ)をオーバーテイクし6位でチェッカーフラッグを受けたメルセデスGPのミハエル・シューマッハだったが、レース後これを審査したレーススチュワード(競技審査委員)はレース結果に20秒を加算するペナルティを科した。
シューマッハ、ペナルティーを受けポイント圏外へ 【 carview 】 ニュース – 自動車業界 最新の動向を毎日チェック
しかし、レースフィニッシュ時については、セーフティカーはピットレーンへ戻るものの、オーバーテイクをしてはならないというルールになっており、現場でも混乱が生じていた。
レース後にはメルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンが、「レース終了の前には、セーフティカーが戻ると通知されていた。セーフティカー導入のままレースが終了するというような連絡はなかった」と『BBC』へ語っている。
メルセデス側は一応控訴に。。。。但し、レースの結果はスチュワードが決定権を持っているので、結果を覆すことは出来ないそうなので、12位確定ということになりますね。
メルセデスGP、ペナルティーの判断に控訴 【 carview 】 ニュース – 自動車業界 最新の動向を毎日チェック
ペナルティーそのものは取り消すことができないものの、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)にペナルティーを科したスチュワードの裁定に対し、メルセデスGPが控訴を行うようだ。
メルセデスGP、シューマッハへの処分に控訴の構え: FMotorsports F1
メルセデスGPは、同チームのミハエル・シューマッハが受けたモナコGP決勝レース結果へのペナルティに対し、FIA(国際自動車連盟)のICA(国際控訴審)に控訴する意向であることを明らかにした
今回シューマッハーの行為がレギュレーション違反であるならば、罰せられることは当然だと思いますが、世界中のF1ファン、そして、一緒に戦っているドライバーはかつてのように勝つという目標に対してあらゆる手段を用いる狡猾なドライバーであるということを再認識したのでは無いでしょうか?
少なくともシューマッハのモチベーションは未だに衰えていないことを証明したということで、ポイントは失ったものの、得たものは大きかった筈です。