当然ナラシ中のインプレッションです...(笑)
4000rpmまでの印象はとにかく不思議なエンジンでした。
フシギ#1>気筒数を錯覚させる感覚
音ですが、良く聞いていると3000〜4000rpmにかけて不思議なビート観が 聞こえてきます。
8Vではこの辺りの領域では4気筒らしい均等爆発感といってもよいのでしょうか... 力強い感じですが、16Vでは1気筒加わって5気筒になったかのようなビートが
加わります。
フシギ#2>力強くないけど太い低速トルク
トルクの出方は音と一緒で力強くない(^^;;;感じですが、実はしっかり出ている ようです。
(カタログでも2000rpmで70%のトルクが出てると...)
また、国産車以上にスタート時に絶対ストールしない特性にびっくりしてます。
これは低速よりのバルブタイミング(可変位相コントロールですよね)のせいでしょうか?
#そーいえば309GTIの時はストールにびくびくしながら乗っていたなぁ....
#音からして、オーバラップが多い音してたし....
フシギ#3>吹け上がりそうな感覚と中速ピークな特性
3000rpmあたりからなんとも言えない回転の上昇感覚が湧き出てくる一方で トルクカーブは穏やかな事実.....
#うーん...例の位相可変式の可変バルブタイミングが働いていないし...
#でも、V-TECじゃないので期待してないけど....(笑)
さて、7000pmまで回すとどうなるか....こうご期待!
フシギ#4>やはり少ない振動
4気筒独特の振動がやはり少ない....バランサー入りなのでアタリマエか...
バランサーはエンジンの前後に2本、上下にオフセットされて搭載されており クランク軸の2倍で回転しています。(ここまで事実)
(ここから予想)4気筒は一見回転バランスが取れていそうなレイアウトですが 実は、2組となって動いているコンロッドのピストン軸に対するオフセット運動
によって生じるモーメント力がアンバランスとなっているのでこれを対角線上に レイアウトしたバランサーが発生させるモーメント力で打ち消しているのがその
仕組みなのでしょうか?...ふぅ(専門家の方いかが?)
うーんもしかしたら、不思議な雰囲気の多くはこのバランサーが演出している ものなのだろうか....
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