|
|
車を買うって....
1997年7月
あ!エクザンティアがぁ |
とあるイタリアンファミレスの駐車場から愛車Xantiaを出口に向かわせた。
たしかに脇道への出口は角度が急に見えたが別に問題無く出られると思ったので 道に鼻先をだす...ガリ!ギギギ!ガガガ!
あ!っと思ったが後の祭り、先端に付いていたはずの牽引フックが無残にも下に垂れ下がり スポイラーの部分も少し割れていた。
『たいしたことは無い、修理すれば直るさ!』とそのときは思っていた。
次の日とあるシトロエンディーラに持って行った。
修理見積額、25万円以上.....
実は、牽引フックはフレームメンバーの一部であったのでそのメンバーが曲がっていたのだ。
ディーラの方(営業の方)の声...『事故車になっちゃいますね。』....
その一言がなにか心の奥底に残っていたのかも知れない。
修理をしよう...そのときはそう思うしかなっかった。しかし....
『ちなみに、シャンソンを買うとして下取りいくらになります?』
ちょっとしたショックからか、妙な言葉があたかも準備されていたかのように出てしまった。
いつもの査定本とかをめくりながら算段する営業の方...
『うーん基本査定は70万位なんですけど、こんな具合ですからネェ...だいたい45位かと...』
...............
そのあとの営業的な言葉はもう耳に入らなかった。
次の日私は何故か早起きをしてしまった。といっても9時ごろなのであるが...
先週見かけた、プジョーの新聞広告、金利1.9%、306スタイル188万円...の広告が頭によぎる。
さっそく友をさそい、プジョーのディーラに直行。
別に306スタイルは格別欲しい車ではないのであるが ...
せっかくなので置いてあった実は本命106S16を試乗を頼みその間Xantiaの査定をお願いする。
106はそれは素晴らしい車であった。(詳細は別途...)
そして、商談。
『Xantiaおいくら位がご希望の下取り額ですか?』
そんなに買う気は無かったので気持としてはふっかけ気味で...
『70位だと助かるんですけど...』すると、
『お客さん、いいとこつきますねぇ所長に限界が70万って言われたんですよ、いいですよ!』(営業トークですな(^^;)
え!っと思った、何故45万が急に70万になるんだ?...値引きもちゃんと有りでだ!
そして『ちなみにXantia修理するとすればおいくら位に....』
『うーんバンパー別で5万位ですかね...でバンパーが約10万位なので、修理するのも 手ではないかと...うちで出来ますよ。』と営業の方のお返事が。
ますます釈然としない気持になった。
ただ、2つのディーラーにどうしてこんなに差が生じるんだろうか?と...
そして、プントの試乗、イプシロンも考えてみた、パンダも試乗した。
で結局自分が本当に欲しい車は何んなんだ!と自分に問い掛けてみた。
以前試乗した、アルファロメオ155V6...
|
時刻は8時をまわっていた |
とにかくアルファのディーラ、アレーゼ○○に行くことにした、もう普通のディーラーは閉まる時間だったが...
閉まっていたらそれはそれで良い...
かろうじてデーラーは営業中であった、お客さんが1組残っていたからなのか..
車を止め、ショールームの方に向かって行くと見覚えある大きな身の営業の方が偶然出てきた...
『あれぇ!またどうされたんですか?こんなとこで!』
どうされたもこうされたも無い!(笑)私は車検が近いシトロエンに乗ってアルファのディーラに 来ているのだ!
とにかく半年ほど前V6の試乗に来た私を覚えていてくれていたらしい。
それにしても、ばかにされたものだ(笑)どうやら私が車を買いにきたふうには見えなかった のであろう...(笑)い、いや!現実にそうであるのだが...
その営業の方は笑顔を浮かべたままである。
今日1日のことをこうこうこーいうわけだと話すとやっと気がついてくれた(おそい!笑)
『お願いです!どーにか買って下さい!先月一台も売れなくって、ピンチなんです!』
お約束の営業トークであるが(^^;とにかくストレートな表現である。(笑)
もちろんV6は予算外...
『ところで、ツインスパークってどーなんですか?』
『いや、実は是非V6が欲しいという方を除いてはTSの方をお薦めするんですよ。 軽い感じがしていいですから。』
確かに、前回の試乗の時もそう言われたことを思いだす。
『んじゃ試乗できません?』
『うーん試乗車はないんですけどぉ...ちょ、ちょっと待って下さい、 んじゃそこいらの持って来ます。』...どこから?...謎である(笑)
『新車なんで、4,000以上回さないで下さいね。』ますますあやしい...(笑)
でとにかく試乗の結果としては、思っていたよりも良かったのである。
確かに8Vに比べて低徊転ではおとなしいのだが、4000位でうなりを上げ始めるる兆候がある..
家族を乗せなければいけないということもあった。
8Vでは不快というほどでは無いがエンジンの振動が伝わって来ていた。(前の席に2時間 くらいいるとけっこう足がしびれてる..)のに対して、16Vは皆無と言っていい位である。
(バランサーは偉大?)
何故か商談が進んでいた。
実は店頭においてあったノルドブルーという青メタが無性に気になっていたのである。
話しを聞くと、この色は日本ではとにかく少ない(TS)ということである。
どうやら不人気色ということで1ロットのみで発注をしなくなって紺メタに変更されたそうである ....
やっぱりアルファというと赤を買っていく人が多いんだろーな..
155のカタログの表紙はこのノルドブルーの155なのに...
ラッキーなことにこの色であれば値引きは大きいということであった...たしかに強烈だ!
しかもXantiaの下取りは何とプジョーの金額を大幅に上回る値も出していただいた。
私はハンコ(拇印であるが)を押していた...
まぁ車を買うなんてこんなもんですね〜(^^; |
|
|
|
|
|
|
|