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147GTA v.s. 156GTA

前の会社の仲間達と猪苗代湖にツーリングしました!
今回は友人の147GTAのデビュー会でもあります。

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この147はナラシも終わってもうバリバリ全開(^^;;;状態。東北道のランデブーではどちらも退けを取らず!(笑)
福島のワインディングに入り、一服した後試乗させてもらいました!

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◆違和感

最初に感じたのがドライビングポジションの微妙な違いです。
シートの違いからでしょうか?(156GTAのシートは妙にお尻が深くなってます)147の方が微妙?ヒップポイントが高い気がします。また足下も147の方が地面から高い位置にあるような気がしますので、フロアまでの地上高も若干の違いがあるかもしれません。

タイヤハイウスの空き具合からも147の方がもう少し車高を下げれるかもしれませんね!

結局ポジションが高く感じる状態で、峠の下りから走り始めたので少し怖かったです(^^;


◆操作系

びっくりしたのがクラッチが軽いということです。147TSと同等の重さかもしれません。
またスロットルペダルを始め、シフトやハンドルの回転も156が若干フリクションを感じるのに対して、スムースに操作することが出来ます。
ポジションとこれらの操作の軽さが相まって、なんだか排気量が小さいクルマに乗ってるような気がします。
これは147の方がより洗練されているということですね!


◆エンジン

高速道路での加速はまったくといっていいほど同一でしたが、峠でのエンジンフィーリングは意外にも違います。
156は少し踏んだだけで敏感に反応し、回るほどに盛り上げって行く感覚ですが、対して147は最初からトルクを発生してずっと力強く息の長い加速を続けて行きます。
音も基本的には同じ音色ですが、これも身体に感じるフィーリングとしてはけっこう違うものです。
156の方が振動もありいろいろな部分が共鳴している感じ、147はエンジン音だけを直接聞いている感じです。
明らかに147の方がしっかりとエンジンがボディにマウントされている感じがします。


◆ブレーキング

156の方はブレーキを掛けた瞬間、ぴくんと反応し解りやすいですが、それ以降は思ったより制動距離が伸びる感覚。対して147は確実にコンスタントにスピードを殺していく感覚です。


◆コーナリング

これは147の方があらゆる面で勝ってます。前輪がしっかり地面を捉えすぐに加速体制に移って行きます。路面が少々悪くてもそれを柔かに吸収しスムースに正確により早く曲がることが出来ます。
対して156の方はまるで後付けのスプリングで武装したクルマのように、路面の状態がもろ伝わってきます。限界も低くあっという間にスキール音を立てます。踏めばアンダー、戻せばタックイン、ボディをよじらせながら苦労してラインに乗せる必要がありスムースという訳にはいきません。
ロール方向の姿勢変化は147の方が大きいかな、、、156の方が足が短いと言えるかもしれませんが、、、

以上のように、明らかに147の方がデキがいいクルマに仕上がってます。


◆何が違うのか

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2台は、ほぼ同一のコンポーネントで組み立てられています。
中身はほぼ同じ車なのですが、乗って触って見るとやはり違いが感じられます。
基本が同じなのでより比較しやすく、小さな差がよくわかるのかもしれません。

結果、147の方がスムースで速くポジションの違いにさえ慣れればより安全に走ることが可能となっているようです。
ボディ剛性が高く、よりサスが仕事をしている感じがします。

但し、この2台は納車時期が1年違い、走行距離は2万キロの差がありますので、より大きな差となって感じられたのかもしれません。
また、自分の156はイリジウムパワープラグに交換して低速側が元気になったような気がします。
それと一番大きいのがもしかしたらタイヤかもしれません。明らかにブリジストン(ポテンザS02)の方がグリップが高いようです。

ただ、これらの差を考慮してもキャラとしては147の方が柔軟性が高く多く安心して乗れる、一方156の方はちょっと未完成でワイルドと言えるかもしれませんね!


◆けっきょく

自分のクルマが一番!たぶん147のオーナーもそう思っていることでしょうね!今回は本当にいい比較させていただきました。

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