ここ最近、続けてBluenote Tokyoでのライブレポートしております。。。。。
今回は、CHARLES LLOYD “Kindred Spirits” のライブレポートです。
今回のチャールス・ロイドを支えたメンバーは以下の通り。
ジュリアン・ラージ(ギター)
ジェラルド・クレイトン(ピアノ)
ルーベン・ロジャース(ベース)
エリック・ハーランド(ドラムス)
BluenoteTokyo が今回のライブの予告編をYouTubeにアップしています。
実はこのライブを予約するきっかけとなったのはギターのジュリアン・ラージです。
ジュリアン・ラージについては次の記事でレポートします。
でその日は2セッションあったのですが、午後の2ndの指定席があっという間に売切れたとようで、1stを予約していました。
席は左側の最前列でした。
チャールス・ロイドは何と81歳というお歳。ジュリアン・ラージを始めとした各メンバーの方はロイドよりも約半分の年齢くらいでしょうか。
確かに全編で吹きまくっているというライブでありませんでしたが、彼のテナーサックスとフルートから絞り出されるフレーズは、最小限の音数ながらも観客を圧倒するようなパワー溢れる演奏でした。
ギターのジュリアン・ラージは若手のJazzギタリストとしては今トップクラスの存在。ギターはテレキャスターながらその太い音色と天才的なフレーズは今回のライブでも最高でした。
この音は他のギタリストでは出せない。
ピアノのジェラルド・クレイトンも、ソロでは超メロディアスな天才的なフレーズが次から次に出て来ます。かなりお若い筈ですが決してパワーで乗るタイプでは無く感情を抑えながらもそれが前に出て来るという絶妙の演奏。周りの方は絶賛されていました。
ドラムスは、Eric Harland。
こちらもリーダーバンドでツアーされていながら、様々なミュージシャンから引っ張りだこの人気アーティストのようです。 Zildjanのプロモーションもされていました。
ベースのルーベン・ロジャース(ベース)は、チャールズロイドのお気に入りのベーシストのようで、最近ずっと起用されているということです。
こちらは5年前の演奏です
そんな最高のメンバーの演奏から、一度チャールズ・ロイドが奏で始めると、聴衆は釘つけ、、、、ラストのバラードでは女性の方が泣いていたくらいで、皆さん口々に最高だったという言葉があちこちにから聞こえて来ました。
相席されている方は、先日の2ndも聴かれて今日は2度目。
昨日は更にアンコールもあり最高のライブだったということです。
そして今日の1stのライブはアンコールは無かったのですが、2ndのライブが直後にあるからでしょう。
この素晴らしいライブを堪能したのですが、もう堪らなくなった私は、2ndの自由席を予約してしまいました。
数席のみ自由席なら当日券があるということで、最後の最後に入場出来、結局二階席に案内して頂きました。
1stは最前列だったので、これもこれで良いですw
そして2ndの演奏は1stの演奏からガラリと雰囲気が変わり、よりアグレッシブになっていたように感じました。
チャールズ・ロイドは最初から飛ばしてアドリブの時間もかなり長いように感じました。
更に、ジュリアン・レイジのギターもよりアグレッシブに、1stには無かったブルースの曲では全編弾きまくっていました。
そして、2ndではアンコールまで受けていただき、最後にはスタンディングオベーションとなる素晴らしい1日でした。
次の記事では、ジュリアン・ラージのギターや機材をレポートする予定です。
こちらはBlueNote Tokyoのライブレポート