実は、昨年のこの記事の後、Husqvarna東名横浜さんにVitpilen 401が展示されていましたので、じっくり見て来ました。
未だエンジンに火を入れることは禁じられているということですので、見るだけです(^^;
タンク
蛍光イエローのアクセントと、Husqvarnaのマークとロゴがカッコいいですね。
タンク、というかカバーは樹脂製で、脱着も簡単そうです(^^;
フエールリッドは金属製で表面処理によって絶妙な質感と色に仕上がっていますね。コストが掛かっていますね。
デザインを締める重要なパーツということでしょうか。
そしてメーター部、こちらも透明のカバーを配し、その上にボタン類を浮き上がらせる独特のデザイン。
Vitpilenのような最近流行りのネオネトロなバイクでは独特のメーターデザインとなっているケースが多いのですが、そんな中でも個性的かつシンプルなデザインですね。
ボタンはModeボタンとSetボタン、タコメーターの数値が外側のフレーム部に記されているのが面白いですね。
ただ、透明部分は樹脂製のようですのでオーナーになった方は傷つけないように注意してくださいね(^^;
ハンドルのステーはかなり前にオフセットされていますし、ステアリングヘッドが下側にオフセットされていますのでハンドルはカフェレーサーのように低く遠くにある一方で、絞り角や垂れ角が少ないので最近ヨーロッパで流行りのポジションですね。
兄弟車のLTM 390 Dukeは(たぶん)ステアリングヘッド上にステーを使ってパイプハンドルをマウントしていますので、それと比較すると相当低く遠いハンドルです。
ちなみに、Svartpilen 401の方はステアリングヘッドの上にバーハンドルマウントが付けられアップハンドルになっていますね。
そしてステアリングヘッドと一体の鋳造パーツということで転倒には注意しましょう;^^)
ライトもメータの同じデザインテイストで外側に透明のカバーを配置した独特の構造ですね。
真ん中にLEDユニットがあり下側はロービームのリフレクター、上側はハイビームのリフレクターといった感じでしょうか。
フロントフェンダーはよく見ると微妙な局面の構成で、こういった造形は流石スカンジナビアという感じです。
シートのアクセント形状は、タンクと同じ両側が円弧になっている長方形、、、さりげない統一感、こちらも流石スカンジナビアデザインです。
リア部はコンパクトに魅せるためのブラック塗装ということでしょうか?
ブラックの中に蛍光イエローのVitplenロゴを入れていることで、小さい文字が逆に際立っていますね。
ブレーキランプはシンプルかつミニマル。
モーターサイクルショーでは光っていましたが、ライトユニット全体が光る感じがカッコいいです。
リアフェンダーはスイングアームからの延長タイプ
最近流行りのフェンダーですが、灯火類の配線の取回しが大変そうですw
そして、マフラー、まるでアクラボヴィッチな形状がカッコイイ!!(^^;
で390 Dukeではシートレールから下がったタンデムシートとマフラーステーという構造になっていましたが、Vitpilenではフレーム下方向から延長したステーという構造になっていますね。
これによってミニマルなシート部と、リアタイヤを独立させる視覚効果を与えることで更にそのシート部のコンパクトさを強調するデザインが出来上がっています。
いかでしょうか?
細かい拘りの部分は流石スカンジナビアで、やはりオランダとはぜんぜん違う文化を感じまました。
ちなみに、Vitpilen 401の価格は77万7千円、一方の390 Dukeは62万円ですのでこの価格差と引き換えにこのすばらしいデザインを所有するという感じですね。
で店長にお聞きしたのですが、今この401凄い数の予約が入っているということですが、SVARTPILEN 401の予約の方が多いそうです。
やっぱりあまにりにもデザインコンシャスなVitpilenのでは荷物積むの出来無さそうだったりするかでしょうか(^^;
SVARTPILEN の方がデュアルパーパスっぽかったり、タンクキャリアあったりしていろいろ楽しめそうですね、
SVARTPILEN 401のビデオ