前から気になっていたハスクバーナ 701 SUpermoto(こちら、こちら、こちら)ですが、早速2017年モデルが発表されました。
今回の目玉は、KTM DUKE690 2016年モデルで搭載された新設計のLC4エンジンを、Husqvarna 701 SUPERMOTO及びENDUROに搭載したことです。
現在世界最大の単気筒エンジンLC4ですが、従来のバランサーに加え新LC4エンジンではもう1つバランサーが追加されています。
具体的にはシリンダーヘッドにあるカムシャフトチェーンによって駆動されるバランサーを持たせることで、より低振動になり、かつ振動が低減されたおかげで高回転まで回るようになります。
この写真を見ると、コンパクトなOHCヘッドであるからこそバランサーが追加出来るスペースが生まれたというのが解りますね。
結果、701 SUPWEMOTO/ENDOROのキャッチとして「ほぼ70馬力」(68馬力)から、「確実に70馬力以上」(74馬力)になりました。
この74馬力というのはYAMAHA MT07が73馬力、SUZUKIの新型SV650が76.1PSで、これらより確実に軽量の145Kgの車重を武器にすると同等排気量のツインエンジンスポーツバイクにも負けない走りを実現出来るということですね。
こちらが、701 SUPERMOTO 2016のページ