もう半年以上前になるのですが、YAMAHA YZF-R25 YZF-R3を試乗していましたので記事にします。
試乗会が行われたのは5月30日(^^ですが、すぐにYouTubeの方にオンボードをアップしていましので、ご参考にしてください。
場所はYAMAHA御用達の千葉県にある茂原ツインサーキットですが、平成元年生まれの比較的新しいサーキットでカートから2輪4輪まで幅広く走れる遊べるサーキットということです。
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You Dmaniaxxさん(@dmaniaxcom)が投稿した写真 –
ここで、YAMAHAのR25とR3を同時に体験出来るというヤマハプレミアム試乗会が開催され事前に応募されており抽選となっていましたが、私も申し込ませて頂いたところ当選いたしました。
コースは東のロングコース、全長1170mということでストレートも短く、高速過ぎずかつコース幅もそれなりにあり、250ccのバイクを安全に試乗するにはもってこいの大きさのサーキットですね。
まず最初にYZF-R25の試乗を希望しました。
そしてオンボードで撮影したビデオがこちら
まずアイドリングですが、排気音は最近のバイクらしく静か、なのですが、それでも濁りの無い中音〜低音が中心のサウンドは250ccの2気筒としては上品で高級感あるサウンドと思いました。
後で聞いたのですが、R25/R3のエンジンは180度クランクということですので、少し単気筒っぽい間があるのもその要因かもしれません。
スタートの時、当初は250ccのツインで高回転型エンジンということで低速トルクに気を使いましたが、あっけなくスルスルとスタート。
1速でもギクシャクせず、本当にスムース。低回転のまま2速にあげても、パンチはありませんが、トルクが細いという感じはしません。
私のWR250Xとは比較にならない程のスムースさが印象的でした。
R25の試乗ペースですがほぼ法定速度の中で走るというシナリオで体験させて頂いるのだと思います。
おそらくツーリングではこのようなペースでワインディングを走る時のこのバイクの良さを味あわせて頂いているのだと思います。
エンジンはゆっくり回して上は9千回転くらいでしょうか、本当にスムースです。
スペック上の最大トルクは9000rpmで発生するようですので、このバイクの良さを引き出すペースなのかもしれません。
不思議なのは、サーキットでこの回転数でも消化不良感無かったこと。
このエンジンがスムースでトルクの谷も無く、安定したレスポンスが得られているので、ツーリングペースを乱すような華飾が無く、どの回転でも面白いということです。
コーナリングは誰が乗っても楽しめるのは流石250ccという感じですが、本当に軽いハンドリングで思った以上の切れ込みや、バンクのフラつき感が無く、文句のつけようがありません。
ブレーキとサスのレスポンス、そしてタイヤのグリップ、フロントフォークとフレームの剛性感、全てがバランスが取れている感じです。
タイヤはIRC RX-02でストリート〜スポーツ用のバイアスタイヤですが、まったく癖が感じられず。顔を向けたラインとトレースする感じです。
ただ、唯一、ヤマハ特有のハンドリングというか、フロントはできるだけバイク任せにすることが必要で、ハンドルに変な力を入れるとすぐに曲がらなくなること。
ただこれはバイクとして正しい姿だと思いますし、ヤマハのバイクの美点であると思います。
デザインとしてはシートの座り心地が良く、ハンドルの高さとステップ位置の関係もちょうど良く、レーシーな外観ながらスクリーンのプロテクションも良く快適です。
ここまでの感想は、250ccスポーツとしてほぼ欠点の見当たらないバイク、と言っても良いと思いますが、唯一気になるのは、少し刺激が欲しい時のパンチが無いということです。
そうです、そのために必要だったのが、次に乗るYZF-R3ということがだんだん解ってきました。
次はYZF-R3に乗ってみます。→レポートはこちら