景気回復をきっかけにして、バイク市場が活気を取り戻しているということですが、一方で、老若男女がモーターサイクルを受け入れる動き、更には二輪車国策として掲げるというニュース。
中・大型バイクの販売が復活の兆しをみせている。趣味性が強いため景気動向に左右されがちだが、景気回復で需要が戻りつつあるためだ。購入の中心は子育てが終わり再びバイクに乗り始めた中高年層の「リターン・ライダー」だが、バイク離れが進んでいた10~30代の需要も徐々に出てきた。バイク各社は、販売促進活動やラインアップの拡充などで需要の取り込みに乗り出した。
Via : 中・大型バイク復活の兆し 中高年ライダー増加、各社モデル拡充 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
- 2013年度の排気量251cc以上のバイク販売台数は前年度比48.5%増の3万6985台
- 20年前は12万台を超えていた
- リーマン・ショック後から4年連続で続いた2万台から脱却
- ヤマハ発動機は販促活動「55mph(マイル)」を復活
- SUZUKI担当者は「約8割が中・大型バイクというこれまでにない傾向」と説明
- ホンダ、ヤマハ発、スズキ、川崎重工業を合わせた世界シェアは4割を超えている
- 経済産業省が昨年、「2020年までにバイクの国内販売台数100万台回復、日本勢の世界シェア5割」を掲げた
こちらは、2010年の記事ですが、何と日本のバイク市場はピークの1982年から1/9!!になっていたということ、、、、
社団法人・日本自動車工業会のデータベースによると、ホンダ、スズキ、ヤマハ発動機、川崎重工業その他を含めた2009年1月~12月の販売・出荷統計は38万777台。これは同2008年1月~12月の52万2315台に比べ27%減である。また1982年にピークだった329万台と比べると、実に9の1にまで激減していることが分かる。
Via : 販売台数がピークの9分の1に激減!日本製オートバイのあまりにも厳しい前途|エコカー大戦争!|ダイヤモンド・オンライン
復活したヤマハ発動機「55mph(マイル)」はこんな感じ
ヤマハ発動機販売株式会社は6月13日(金)、ビギナーライダーやリターンライダーなどに向けたモーターサイクルを楽しむライフスタイルの提案として、プロモーション活動『55mph』を展開していくと発表した。
Via : YAMAHA 「55mph」プロジェクト 発表会速報 -男のロマン“ガレージ”が登場!?- 【オートックワン】
プレゼンテーションでは商品企画グループの松本氏が「今の時代は、高性能・絶対的な速さを無理にでも手に入れようとするより、バイクライフをじっくりと楽しめる、自分の身の丈に合ったモデルを求める方向にユーザーがシフトしている。そこで、ひとつのモデルをモチーフに、そこから派生するより豊かで上質なバイクライフを提案しようと今回の取り組みを始めた」と述べた。
Via : スピード・高性能だけじゃない、“ゆったり”バイクライフを新提案…ヤマハ「55mph」プロジェクト | レスポンス
ここ最近各社から発表されたバイクを見ると、速さだけを追求したモデルは少ないという感じです。
一方、こちらは、イタリアのDUCATIが何と、ゲームのモンスターハンターとコラボしたというニュース
今回のコラボ企画である“Monster 1200 モンスターハンターバージョン”は、『モンスターハンター』の代表的なモンスター”リオレウス”の色彩がペイントされた特別仕様車。”リオレウス”の姿がそのまま描かれているのではなく、モンスターのイメージである“炎”があしわられたデザインとなっている。
Via : 『モンスターハンター』とドゥカティがコラボした大型バイクが予約開始 “リオレウス”にまたがっているデザインに – ファミ通.com
若者、しかも、リアル・ワールドなモーターサイクルという世界に、ゲームというバーチャルな世界という真逆のコラボ。
釈由美子さんも「振動が伝わる~~」と大興奮(^^;というニュース
永井大さんとのタンデムが羨ましい;;;^^)
いよいよ日本のモーターサイクル文化も次のステップに入ってくる予感ですね。