ブリヂストンがMotoGPのタイヤ供給から撤退することを、公式リリースしました。
株式会社ブリヂストンは、世界ロードレース選手権MotoGPクラス(以下MotoGP)における公式タイヤサプライヤーとしての契約を2015年シーズンで終了することを決定しました。
2002年の初参戦以来、より速く、より安全なタイヤをめざして技術革新を繰り返しながら、トップライダーの足元をささえてきました。タイヤの開発・供給を通じて、当社の技術は飛躍的に向上し、また、MotoGP関係者及び世界中のファンに支えられ、世界各国でブランド力の強化にも多大な貢献を果たすことができました。これまで応援してくださったMotoGPライダー、チームおよび関係者の皆様、そして世界中のモータースポーツファンの皆様に心よりの感謝をお伝えします。なお、2015年シーズン終了までは従来と同様にMotoGPを全力でサポートしていきます。
当社はモビリティー社会に携わる一員として、今後もモータースポーツ活動に情熱をもって参画していきます。また、当社リソースを最大限に活用し、新たな形でモータースポーツを楽しんで頂けるよう全力を尽くします。引き続き当社モータースポーツ活動にご支援を賜りますよう宜しくお願いします。
12年間の長い間、MotoGPを安全に盛り上げてくれたBRIDGESTONEには感謝しますが、F1に続きモータースポーツの最高峰からの撤退は少し残念なような気がします。。。。
で、次のMotoGPへのタイヤ供給メーカーはどこになるのでしょうか?
F1の場合2010年をもって撤退しピレリに引き継ぎましたが、その結果BRIDGESTONEとのレーシングタイヤに対する考え方の違いで、様々な話題が発生しています。
来年のMotoGPは再びタイヤに脚光が集まる展開となりそうですが、出来れば日本のタイヤメーカー(ってことは、ダンロップかIRC)に是非引き継いで欲しい!と思います!;;;^^)
MotoGP向けには02年から供給しており、供給量は年間約1万本。撤退の理由を「レースを通じたブランド力の向上や技術開発に一定のめどがついたため」と話している。
経営資源を新興国での競争激化などに集中させる狙いもあるとみられる。同社は、自動車レースの最高峰F1シリーズへのタイヤ供給も10年シーズンで終了している。
02年に同クラスへの参戦を開始し、09年からは1社供給となった。自動車レースの最高峰、F1シリーズへのタイヤ供給は10年を最後に取りやめた。
二見恭太グローバルモータースポーツ推進部長は、「世界選手権での王座獲得に始まる参戦当初の目標をすべて達成したことで、このたび撤退を決めた」と声明した。
Via : ブリヂストンが2015年限りでモトGPから撤退/オートバイ – スポーツ – SANSPO.COM(サンスポ)
ブリヂストンは1日、オートバイの世界選手権シリーズ最高峰、モトGPクラスへのタイヤ供給を2015年シーズン限りで終了すると発表した。技術力の強化とブランド力の向上を果たせたためと理由を説明した。