EUMETSAT:欧州気象衛星開発機構がFilickrで公開した、台風HAIYANの衛星画像
おそらく史上最大の台風ということで、瞬間100m以上という想像も付かない風速になった、その台風の目がくっきりと写っているのがその威力を物語っているようです。
犠牲者の方も多数ということで、一刻も早く、出来るだけ多くの方が救助されることを祈っております。
【マニラ=翁長忠雄】今年最大の勢力を記録した台風30号は、フィリピン中部を中心に甚大な被害をもたらした。政府の11日午前の公式発表では死者は255人としているが、最も大きな被害が出たレイテ州の地元警察当局によると、1万人に上る恐れがあるという。
台風「ハイエン」(HAIYAN、フィリピン名「Yolanda」)は11月8日早朝、フィリピンに上陸した。8日朝の時点で最大風速88m、最大瞬間風速105mが観測されている。レイテ州の警察は11月10日、台風の進路にあった住宅や構造物の約70~80%が破壊され、死者が1万人に達するとの推定を発表した。
台風30号がもたらした被害の全容解明にはあと数日間かかるとの見方がある。被災地との通信網が遮断され、進入が依然不可能な地域も多い。今回の台風は、国土に上陸した台風では歴史上、最大勢力との指摘もある。