旅客機の離着陸時に、電子機器の電源を切るアナウンスが無くなるかもしれません。
先週開かれた上院商業委員会の公聴会で、複数の議員が米連邦航空局(FAA)のフエルタ長官に対し、現行の規制を見直すよう要請した。クレア・マカスキル議員(民主、ミズーリ州)がこの見直し要請の中心的人物で、現在の規制は「裁量的」で「廃止されるべきルールのまさに適例だ」と述べた。
The Wall Street Journal(WSJ)によると、米連邦航空局(FAA)は、低い高度にある航空機内で特定の機器にかけている使用制限を緩和する予定だという。
これまでの制限は50年前のナビゲーション技術に基づいて決められたものということですので、現在では根拠不明でそれが見直しされているということです。
確かに、このままのルールでは、カバンの中に入っている、あるいは、ウェアラブルしている電子機器のスイッチを全ての電源を切る必要がありますが、数が多くてうっかり忘れていたとか、スリープと電源OFFの区別つかない、、、、ということが頻発しそうで、現実的な運用は困難になって来ているのかもしれません。
今でこそ「なぜ離陸時にKindleで本を読んでいてはいけないのか」というレベルの話で済んでいるものの、これから先、AppleのiWatchやGoogle Glassが普及するとこれらの電源を落とすようにアナウンスしなければならなくなります。
ということで、もしこの規制が緩和されるとすれば、YouTubeやFacebookに離発着時の動画アッや写真投稿が増えることになるかもしれませんね。