NASAは今後の火星探査ROVER計画や有人火星探査計画などその他のミッションでGoProカメラを使うことを計画しているということです。
For the next Rover and other space missions NASA are set to use custom engineered 4K Go Pro cameras to give us crisp martian landscapes at a high bitrate.
Via : GoPro to replace Nikon as NASA camera supplier | EOSHD.com
今火星で活躍している探査機Curiosityには、200万画素のCCDカメラが搭載さいているということですが、次期Rover計画ではカスマイズされたGoProカメラを使うことで精細な4K映像を得ることを計画しているということです。
NASAのインサイダーによれば、Nikon D800がMastcam(メイン)として採用される寸前でしたが、その大きなフルサイズセンサーでは望遠撮影やズームレンズによる撮影が不利になってしまうことから、選定は見送られてしまったということなのです。
その代わりにレンズ交換式で4K/60fps撮影が可能なようにカスタマイズされたGoProモデルが選定されたということなのです。
これによってより小型化されたレンズを複数搭載することが可能になるということです。
更に、パナソニックGH2カメラも次期火星探査機のビデオ撮影用オンボードカメラとして搭載されるという情報もあるようです。
火星で活躍中のCuriosityには、操縦用や安全用も含めて、このように多くのカメラが搭載されています。
米航空宇宙局(NASA)は現地時間4日夜、新しい火星探査ローバーの計画を発表した。2030年代の有人火星探査の実現に向けた礎となるべく、2020年の打ち上げを目指す。
高性能でありながら、超コンパクトでしかもタフなことで、アクションカムとして名を馳せているGoProですが、新生代のスペースカメラとして歴史に残る存在になるかもしれませんね。