ロータスF1が今期に続き来期もグロージャンの起用を発表しました。
17日(月)、ロータス・チームは2013年シーズンも引き続きロメイン・グロージャンをレースドライバーとして起用することを正式に発表した。
ロータス代表のエリック・ブイユは、2013年もチームに残留することが発表されたロマン・グロージャンがキミ・ライコネンとともにチームに更なる成功をもたらすことを期待している。彼は両ドライバーを非常に優れていると高く評価し、来年も表彰台の常連であり続けたいと語っている。
発表が遅れていたことからグロージャンが交代させられるのではないかとの見方もあったが、17日(月)夜になってチームはグロージャン残留を正式に公表している。
ロータスは、2013年シーズンもロマン・グロージャンをレースドライバーに起用することを正式に発表した。グロージャンは2009年シーズン途中にルノーからF1にデビューし、7レースを戦った。2011年にGP2のタイトルを獲得した後、今シーズンより再びF1に参戦したが、事故の多さを非難されることもしばしばあった。
直後に小林可夢偉さんサイドから、来期F1参戦断念の発表がありました・・・・・
ロータス・チームの来季体制が決まったことを受け、小林可夢偉は来季のF1活動のため続けてきた『KAMUI SUPPORT』の終了を発表した。 これは、事実上来季のF1残留を断念したものになる。
小林は3年間所属したザウバーで残留できず、インターネットなどを通じて来季の活動資金を募り、所属先を探した。「当初の目標に近い800万ユーロ強(約8億8千万円)の予算」は集まったものの、「14年にF1のトップチームのレースシートを獲得できるベストな道を選択したい」との考えを示し、シート獲得資金にするという。
これは12月18日、小林可夢偉選手が自身の公式サイトで発表したもの。「ファンのみなさまへ」と題したメッセージの中で、2013年のF1参戦を断念したことを明らかにしている。
Via : 可夢偉、2013年のF1参戦を断念…「2014年を目指す」 【 carview 】 ニュース – 自動車業界 最新の動向を毎日チェック
可夢偉さんへの募金は1億8千万円以上を集めたのですが、それでも力及ばず、その資金は2014年のF1参戦に向けて投入されることになりそうです。
2013年のレースシート獲得に向けて募金活動を行っていた小林可夢偉だが、彼は「KAMUI SUPPORT」の公式サイトで戦えるチームでのレーシシート獲得が不可能になったことを報告し、募金活動を終了することを明らかにした。
可夢偉さんに残された選択肢は3つあったそうですが、可夢偉さんの意思により下位チームでのF1参戦をすることは希望されていないそうで、この1年の去就も今後注目になりそうです
選択肢をF1に絞ると、可夢偉には3つの道が残されている。1つ目は、テストドライバーや控えドライバーとしてF1チームと契約すること。2つ目はF1へタイヤを供給するピレリのテストドライバーに就任すること。そして3つ目は、まだ来季ドライバーラインアップを正式発表していないフォース・インディア、ケーターハム、マルシャのいずれかへ、レースドライバーとして加入すること。
今後については「F1以外のカテゴリーは考えていません。現在あるオプションのなかで、2014年にF1のトップチームのレースシートを獲得できるベストな道を選択したいと思っています」とつづっている。
日本人F1ドライバーは10年ぶりに不在になります。少しさみしいとことですが、自民党に政権が移り株価も上がっているようですから、来期くらいは大幅に景気が回復し、多くの日本企業スポンサーもF1に目を向けてくれるようになれば良いですね!
「KAMUI SUPPORT」への皆様からのご協力ほんとうにありがとうございました。おかげさまで皆様の熱意がきっかけとなり、この数週間の間に日本企業数社様からのご支援を頂いていました。 なんとか当初の目標に近い800万ユーロ強の予算はありましたが、残念ながら僕が求めていた、戦えるチームでの2013年のレースシート獲得は不可能という状況になりました。
Via : 小林可夢偉「F1以外のカテゴリーは考えていません」 | トップニュース|F1 車 映画|2012Live速報
しかし、可夢偉が交渉していたとみられるロータスが、日本時間18日(火)未明にロメ・グロジャンの残留を発表。これを受けて、可夢偉もシート獲得断念の声明を発表した。また、これをもって「KAMUI SUPPORT」での募金受付も終了となった。集まった資金は2014年のシート獲得資金に使われることになる。