7月の始め、John Noerr さんはニューヨーク州 のファラオー湖に流れる小川の底から、朽ち果てたカメラを拾い上げました・・・・
このカメラはキヤノンEOS Kiss Digitalのようですが、何と、刺さっていたコンパクトフラッシュメモリーカードは正常に動作したようで、581枚の写真を読み取ることが出来たそうです。
It wasn’t until he took the Cannon XT digital camera back to his parents’ home on Schroon Lake that he discovered the crusty, soggy memory card still worked, with the most recent picture time-stamped in June 2009.
Via : “I think I found your camera”: Visual clues help man solve mystery
メモリカードに収められていた写真は、街並、愛する人の写真や、ランダムな記号の画像が含まれていましたが、それらの写真は主にニューヨーク郊外で写されたものらしいということです。
そのファイルのタイムスタンプは2009年7月ということでした。
Noerr さんは画像を手掛かりにし、写っていた画像からGoogle Streetviewを参考にしながら、ブルックリンに住む女性の方にの部屋番号を割り出し、ご近所から、税収情報などから女性の苗字まで割り出しました。
次にGoogleイメージ検索で、その女性がTwitterにアップしていたセルフポートレートでついにその方が、39歳の教師であることを特定してしまったのです!
彼女によれば、2009年の夏に友達と一緒にキャンプをしている時、誤っって橋からカメラを落としてしまいましたが、そのカメラのことは諦めていたそうなのです。
ということで、3年前のデジカメ写真から、GoogleやTwitterを駆使し、世界中からたった一人を特定してしまったわけですね。
John Noerrのおかけで、かけがいの無い思い出の写真がご本人に届きましたが、ある意味これはちょっとした奇跡の物語かもしれませんね。
ただ、、、、写真から、ここまで個人が特定出来るのも、ある意味怖い世の中と言えるかも;;;^^)