今年新たにロータス・チームとして戦う為の新マシン LOTUS E20を発表。
ロータスも段差ノーズを採用です。
本拠地もイギリスのエンストンに移動したことにより、マシン名も心機一転ということ。
元はルノー・チーム、その後ロータス・ルノーGPの名称を経て今季キミ・ライコネンを擁して戦うロータス・チームは、2012年の新型車に『E20』のネーミングを与えることを明らかにした。
『E』は同チームのファクトリーがあるイギリス・エンストンの頭文字、そして『20』はエンストンで開発された20番目のマシンになるからということだ。
今年からロータスとして参戦するチームは、1992年のベネトン時代からエンストンのファクトリーを使用してきた。
ベネトンは1994年と1995年にミハエル・シューマッハを擁してタイトルを獲得し、2002年にルノーとして参戦するようになってからは2005年と2006年にフェルナンド・アロンソとともに再びタイトルを勝ち取った。
チームを遡るとトールマンがその源泉ということです。
ロータス・チームは以前のルノー・チーム、さらに遡ればベネトン、トールマンにまで至る。
E20の外観の特徴はやはり、今季多くのチームが採用する段差ノーズ。
ロータスチームは新車E20を本拠地エンストンで発表し、キミ・ライコネンとロマン・グロージャンの両ドライバー立ち会いの下、E20がベールを脱いだ。E20は今年のトレンドである「ブロークン・ノーズ」が特徴的で、フェラーリのような角張った段差ではなく、より緩やかなカーブを画いて先端部分が下がっている。
ただ、その段差のよりアグレッシブで美しい印象ですね。
『E20』もまたフェラーリらのものと同様、今年のレギュレーションを『ブロークンノーズ』と呼ばれるカモノハシ型のフロントノーズでクリアしているが、フェラーリほど大きな段差ではなく緩やかな曲線となっている。
ただ、そのノーズよりも、レギュレーションで規制されたエキゾースト部分の処理が重要ということ。
レギュレーションにふと目を通せば、昨年からあまり大きな違いはないと考えても無理はないと思うが、実際はかなり深い変更がある。最も顕著な変更はエキゾーストに関するものだ。2011年のシルバーストンあたりでチームはブロウン・リア・ディフューザーを取り除くことに決定した。その時点だけで非常に異なるデザインコンセプトが必要になった。
発表会では、キミ・ライコネンとチームメイトのロマン・グロージャンが、ロータス E20のアンベイルを行った。
こちらはyouTubeでのE20ローンチ中継動画
ロータスの注目はそのマシンだけではなく、今年6人目の元チャンピオンとして復活するキミ・ライコネン。
ロータスが2012年型車E20を発表。2009年にF1を引退後、WRC(世界ラリー選手権)などで戦ってきた2007年のF1王者キミ・ライコネンが今季、ロータスへ加入してE20でF1を戦う。そのライコネンが2年ぶりのF1について語った。
Via : キミ・ライコネン「みんなが僕に期待している」 | F1トップニュース | 2012年F1ニュースLive速報 | TopNews.JP
ロータス・チーム(前ルノー・チーム)は2012年新型車『E20』をオンラインで発表したが、これに立ち会ったキミ・ライコネン(32歳:フィンランド)は「いま最高のモチベーションにある」と、F1復帰に強い意欲をみせた。
ライコネンE20の感想
「戻ってくることができて嬉しいし、それが一番重要なことなんだ」と、ライコネンは新車発表会で語った。「別のチームにいた時と何かがちょっと違うと思う。レギュレーションが少し変わっていたりね」
そしてライコネンのチームメイトとなるグロージャンの感想
ロマン・グロージャンが、ロータス E20の発表会で2012年シーズンへの抱負を語った。
ロータスE20は、キミ・ライコネンによってシェイクダウンされました。
ロータスは5日(日)にオンラインでE20を発表。6日(月)にヘレス・サーキットにE20を持ち込み、実車披露とキミ・ライコネンによるデモ走行を行った。
そしてライコネンはなんと復帰第一日目にして、テスト初日のトップタイムを記録したのです!
「ポジティブなテスト初日だったし、全てがほぼ計画通りにいった。大きなトラブルもなかったし、マシンとタイヤに対して良い感覚を得られた。スクラブされたセットで走った午後はタイヤがよりチャレンジだったけど、全体的にはポジティブな一日だった」
他チームもライコネンに注目!
「もしかしたら、彼(ライコネン)は重い状態だったかもしれないよ」と2009年のワールドチャンピオン、バトンは語った。「彼とはこれまであまり面と向かって話をしたことはないんだけど、とても速いドライバーで、ワールドチャンピオンだ」
ことしは、新生ロータスと復帰したキミ・ライコネンに注目が集まる年になるかもしれませんね。
チーム首脳は大喜びw
注目された2012年最初のF1テストで、みごと最初のトップタイムをマークしてみせたのはロータス・チームのキミ・ライコネン(32歳:フィンランド)。
最も注目される男の、まるで絵に描いたような1番劇に、笑いが止まらないのがロータス・チームのスタッフだ。
しかし、当のライコネンは気にしていないという、やはりアイスマンなんですね。
ロータスE20を駆って75周を走破したライコネンは最終的に全体の最速となる1分19秒670をマーク。マクラーレンのジェンソン・バトンはたとえ燃料が軽かったとしてもライコネンのタイムは「速い」と注目していたものの、ライコネン本人は軽視しているようだ。