アメリカ・カンサス州パーソンスにあるドウェインズ・フォト社はKodakのリバーサルフィルムKodachromeが販売終了後、世界で唯一現像処理を行っていたラボです。
そのラボも2010年12月30日、コダクロームの現像を終えることになりますが、その直前に撮影されたドウェインズ・フォト社のドキュメンタリービデオ
KODACHROME 2010 from Xander Robin on Vimeo.
1935年 16mmコダクローム発売
1936年 35mmコダクロームスライドフィルム発売
1939年 雑誌広告に使用
1961年 コダクロームII 発売
1965年 スーパー8mm コダクロームフィルム発売
1980年代 ビデオカメラの登場によってコダクロームの市場が圧迫
1988年 コダックがフィルム現像ビジネスから撤退
1996年 コダクローム120販売終了
2005年 コダクローム スーパー8販売終了
2006年 コダクローム16mm販売終了
2009年 コダクローム35mm販売終了
2010年 世界で1社を残し、コダクロームの現像が終了
先週、コダックからフィルム部門が消滅したそうです。
米コダックはとうとう同社の歴史的な象徴でもあったフィルム部門を無くするそうです。
何か大きな財産が失われているような気がしますね。