今年F1で戦う6人目の元チャンピオンとなる、キミ・ライコネン始動!
LOTUS F1が2年前のルノーF1マシンとピレリテストタイヤによるライコネン走行の動画を公開しています。
今シーズン、3年ぶりのF1復活をロータス・チーム(前ロータス・ルノーGP)から果たす元チャンピオン、キミ・ライコネン(32歳:フィンランド)が、2月7日(火)からのシーズン前テストにそなえプライベート・テストを敢行した。
2012年にロータスからF1復帰する32歳のライコネンはデモンストレーション用ピレリタイヤを使い、2010年型ルノーマシンでおよそ300kmを走行。現在のレギュレーションではテストが厳しく制限されているが、その穴を突いたものだ。
月曜日、ヴァレンシアのリカルドトルモサーキットで約2年ぶりのF1ドライブを行ったキミ・ライコネンは、テスト初日に満足していると語った。2009年シーズンの最終戦を最後にF1から遠ざかっていたライコネンは、ルノーの2010年用マシンを走らせて実戦感覚を取り戻そうとしている。
低温とテスト用タイヤのグリップ力が低いせいなのか、昨年までラリーフィールドで戦って来た名残なのか、あるいはひさびさにF1のステアリングを握った喜びのせいなのか、マシンを大きくスライドさせダイナミックに扱っているようですね。
今年はライコネンらしいキレた走りが見れそうな予感。
チーム側も満足というコメント。
バレンシアでのプライベートテスト初日、ロータスF1チーム代表のエリック・ブーリエはキミ・ライコネンのパフォーマンスに感銘を受けていた。
ロータスのトラック運営ディレクターを務めるアラン・パーメインは、キミ・ライコネンがF1のコックピットに戻った初日のテストでグランプリで成功を収めるポテンシャルを示したと述べた。
あとは、革新的サスペンションがFIAの逆転判断によって、使えなくなったロータスF1がライコネンの為にどれだけのマシンを準備出来るのかに掛かっているような気がします。