もうそろそろ、キヤノンとREDがハリウッドで映像機器(おそらく新カムコーダー)の歴史的な発表をするようですが、Lomoも素晴らしい動画カメラ“ LomoKino ”を発表しました。
なんと、35mm銀塩フィルムをそのまま動画用フィルムとして使い、ロモらしく手回しで撮影するカメラです。
価格はカメラ本体のみが7,900円、撮影フィルム用ビューアー「LomoKinoScope」付きセットが9,800円と、キヤノンやREDのカメラの1/100(予測w)の価格で購入可能です。
スチルカメラの35mm銀塩フィルムは、ライカが映画用のフィルムの2コマ分を1コマとして使えるようになった経緯があるようですが、Lomoはこれを逆にムービー撮影用のフィルムにしたところが素晴らしいアンチテーゼですね。
LomoKinoで撮影した作品もアップされています。
Pacific Sunset – LomoKino from Lomography NYC on Vimeo.
Times Square – LomoKino from Lomography NYC on Vimeo.
Salvation Mountain – LomoKino from Lomography NYC on Vimeo.
ちなみに、映画の世界では銀塩フィイルムの撮影機が壊滅気味のようですが、一方で、スチルカメラ用のフィルムも寂しい状況になっているようです。
コダックの経営不振もあり、銀塩写真の将来はロモグラフィーにかかっているのかもしれませんね。