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マツダがアウディとロータリーエンジンで提携?あるいはトヨタとロータリーハイブリッド?

マツダのロータリーエンジンが、Audiに採用されるかもしれません。
ロンドンからの情報

LONDON — Although production of Mazda’s sole rotary-engined model, the RX-8, will soon end, the company continues to develop the Wankel engine, which it has been making since 1964 when it was shown in the Cosmo R100 coupe.

There are now less than 100 engineers working on the engine, says a senior insider at Mazda, but a newly developed laser ignition system promises a big step forward. Laser ignition does away with the need for spark plugs, making it easier to seal the Wankel’s trochoidal combustion chamber for improved efficiency and reduced hydrocarbon emissions.

Via : Mazda Envisions Rotary Sports Car of the Future – With Audi?


Audiが発表したA1 e-toronのハイブリッドエンジンに、マツダのロータリーエンジンということになるのでしょうか?

一方、少し前に、マツダの次世代ロータリーカー?新RX-7??がトヨタのハイブリッドシステムを採用するという噂もありました。

アメリカの自動車情報サイト『モーター・トレンド』が伝えるところによると、マツダは次世代のロータリー・エンジン搭載モデルに、トヨタから供給を受けたハイブリッド・システムを組み合わせることを計画しているという。

アウディにトヨタ、どちらの関係が深くなるのでしょうか?

ちなみに、シーケンシャルハイブリッドの発電機にロータリーエンジンを用いるというコンセプトは、2009年イタルデザインが発表した『Namir』というコンセプトカーでも提案されています。

日本のトヨタとホンダがプリウス対インサイトでハイブリッドカーを舞台に熾烈な販売合戦を繰広げていますが、ジュネーブショーにてそんな2台よりも燃費が良い、しかも、300km/hの最高速を誇るハイブリッドカー(コンセプトカー段階ですが)『Namir』を、ジウジアーロことイタルデザインが発表しました。

ロータリーエンジンは、低速は効率と安定性が悪いのが欠点ですが(マツダはそれを克服して来ました)発電機のような、定常回転で稼働するエンジンとしては、小型軽量ハイパワーかつ、振動も少ないということで、かなりマッチングが良いようです。

マツダはこんな特許も公開しています。

そのためには電力の供給が急務でありますが、私たちはそんな時にはロータリーエンジンを用いたガスコージェネ発電が、最も適当だと考えています。約25kw(最高45kw)の発電が可能で、環境にやさしい天然ガスやプロパンガスは勿論、メタンガス等の多少希釈なガスに加えて、産業廃棄物として処分に困っている、廃油をガス化して運転できるうえ、その余熱を活用して蒸気を発生させ、冷暖房や大量調理のエネルギーにも利用できるだけでなく環境浄化など多くの用途があります。

今回の提携の噂、アウディの狙いは何か。アウディは2010年3月、ジュネーブモーターショーにコンセプトカー『A1 eトロン』を出品。新型『A1』のプラグインハイブリッド車で、基本はEV走行。バッテリー残量が少なくなると、発電専用の254ccロータリーエンジンが始動し、バッテリーを充電するというものだった。

マツダのロータリーエンジンは、1964年に発表されたコスモ・スポーツ以来40年以上の歴史を誇ります。
しかし、とりあえずヨーロッパではエミッション規制によって、RX-8がもうすぐ販売終了となるようです。
マツダでは100人弱の方が開発に携わっているそうですが、次世代のローターリーエンジンはスパークプラグを排することで、燃焼チャンバーを無くし、より燃焼ガスのシール性が向上することで効率の良いエンジンと大進化するようです。

将来は世界唯一の技術であるローターリーエンジンが、ハイブリッドカーや発電機としてエコに貢献するかもしれませんね。


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