ジルビルニューブサーキットで開催されたF1カナダGPはレインレーススタート、そして途中から激しい雨でレース中断となりました。
その時点で素晴らしい判断と速さだけで無く、素晴らしいタイヤマネジメントでタイヤ交換をこらえていた小林可夢偉さんは二位というポジション。
1時間以上の中断の後、レース再開その後もウェットの中最後の最後に待っていたのは・・・・・
何と、トップを走っていたベッテルが最終ラップでスピン!
レース中、ハミルトンと同士討ちというアクシデントを乗り越え、マクラーレンのバトンさんが今期初勝利!ということになりました。
ウェットコンディションでスタートしたカナダGPは、約2時間の中断を経ての再開後もセーフティカーが度々入る波乱の展開で、最終的にマクラーレン・チームのジェンソン・バトンが大逆転で今季初勝利を飾って終えた。
バトンの優勝は昨年の中国GP以来の自身通算10勝目。
小林可夢偉さんは、結局7位フィニッシュ。最終ストレートで、フェラーリマッサのDRSにやられてしまいましたが、ゴール時点でのタイム差は0.0秒!うーん惜しかった・・・・
しかしながら予選13位スタートからまたポイント獲得となりました。
予選でのクラッシュ、そしてチームメイトの急遽交代、そして決勝は大雨という厳しい状況で、完走しまたもやポイントを稼ぎました。
可夢偉は最終シケインではマッサを抑えたが、ホームストレートではDRSを使われたこともあってほんのわずかな差でポジションを失い、7位でゴールしている
そうです、この状況の中ポイント獲得したのは素晴らしい!
「ポイントを獲得できましたし、やはりそれが最も重要です。僕たちがウェットで良いことは証明できましたが、トラックがドライになったとき、ポジションを守るほどのペースがありませんでした。もともと予選13番手だったので、7位でフィニッシュできたことはそれほど悪い結果ではないですが、その一方で長い赤旗のあとは2番手からのスタートだったので、そこから結果を見れば残念です。本当はもっと良いポジションでマシンをホームに持ち帰りたかったんですが、うまくいきませんでした」