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Nikon D5Rコンセプトは縦位置自由自在

Ned Mulkaさんというデザイナーが考えたプロフェッショナル向けのニコンD5Rコンセプトモデル。

Ned Mulkaさんは例えばニコンの一眼レフカメラは40年もの間、エルゴノミックデザインが進化せず大型化され続けており、特にプロ用の機器ではたいへん重量が増加し快適な撮影が出来ないのでは無いかということが改善出来ないかということを考えたそうです。

こちらがデザインスタディーと初期スケッチ

そしてこちらが完成したデザインモックアップ。
ミラー部そのものが回転するデザインを考えました。
縦位置グリップを無いことで小型化と軽量化、ホットシューの位置が変わらないので縦一撮影時もスピードライトの位置も上になるが良いですね。

既存のプロ用の一眼レフカメラとのサイズ比較。


Nikon デジタル一眼レフカメラ D3X D3X

縦位置簡単!ということでこんな感じ

こんなふうにカメラマン同士の距離が近い場合でも隣の人邪魔しないというメリット。
これで、取材合戦時のヒジ鉄での権勢合戦が無くなりそうですがそれが良いのか悪いのかw

ということでNikon D5Rコンセプト誕生!

ちなみにプロ用デジタル一眼レフの縦位置グリップの中には、巨大なバッテリーが入っています。
それによって撮影枚数を確保しているのであの形状は縦位置撮影が目的だけでは無いかもしれません。

また、縦位置を撮影するためだけにイメージセンサーを回転する構造は合理性が薄いような気がします。
将来プロ用のミラーレスが出現したら正方イメージセンサーを用いて電子的に縦位置を切り替える方が合理的かもしれませんね。

このコンセプトはどちらかと言えば入門用のデジタル一眼レフや、高倍率のコンパクトデジタルカメラにに採用されると面白いと思います。
縦位置でのムービー撮影が新しい!なんてことになるかも?

あるいは、回転機構をサーボ制御して、どんな状況でも場合でも自動的に水平を保つというのも面白いかも。
手ぶれ補正の次は、水平補正っていうのが新しいかも!w

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