デジカメで撮影した画像をメモリカードから直接Wi-Fi経由でアップ出来る、Eye-Fi Shareですが、246g.comも絶賛愛用中、最近は富士フイルム FinePix X100で撮影した写真を直sつFlickrにアップすることで大活躍中です。
そのEye-Fiが、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンに写真を直接転送出来る「ダイレクトモード」を登載した「Eye-Fi Mobile X2」を発表。
更に既存X2ユーザにも無料で「ダイレクトモード」を追加する事を公式表明しました!ふとっぱらに感謝です!
Eye-fiが開発表明していたスマートフォンに直接画像転送する機能を登載した「Eye-Fi Mobile X2」を発表しました。
日本のユーザーにも5月頃、Eye-Fiからファームアップが提供され、iPhoneとAndroidアプリをダウンロードすることによって、カメラからダイレクトに、iPhoneやiPadに写真が転送出来るようになるようです。
特にiPadやAndroidタブレットがあれば、無線LANホットスポットが無い場所でも、写真を撮影した後すぐに大画面で結果をプレビューしたり、友達や家族とすぐに楽しむことが出来るのが画期的になりそうです。
これまでEye-fi shareの最大の弱点が、日本で対応する無線LANホットスポットが少なかったということ。FON・ライブドアやマクドナルド・JRのmobilepointではブラウザからの手動ログインが必要だったのでEye-fiでは使えませんでした。
それが、iPhoneやAndroid、iPad 3Gに取り込むことで、ほぼどこからでもネットに写真をアップ出来るようになります。(但し、iPhoneでは低解像度にしないとキャリアが通信を遮断するようですが)
また、つい先日iPad版のPhotoshopのデモが行われ今後iPadでも本格的な写真編集環境が構築出来るようになるでしょうし、既に写真編集や加工アプリは無料も含めて多数公開されていますので、撮影直後写真編集をして共有したり、KeyNoteにすぐに写真を張ったプレゼンテーションが作成出来るようになり、iPadやタブレットの使い方もぐんと広がると思います。
更に、エプソン、キヤノン、HPなどは専用アプリから無線LAN経由でiPad/iPhoneから直接プリントアウトが出来るので、更に活用シーンが広がりそうです。
例えば、将来的にAndroid OSを登載したプリンタなら、カメラからEye-Fiに転送してプリントなどということも出来そうですね。
Eye-Fiは12日(現地時間)、デジタルカメラからモバイル端末に画像を直接送信できる「ダイレクトモード」を備えた無線LAN対応メモリーカード「Eye-Fi Mobile X2」を海外で発表した。価格は79.99ドル。容量は8GB。海外では4月17日に発売する。
なお、アイファイジャパンによると、Eye-Fi Mobile X2の国内発売は5月を予定しているという。
補足ですが、今回Eye-Fi Mobile X2の発表と併せて、Eye-Fi Pro X2の大きな値下げが発表されました。
Eye-Fi Pro X2は、RAWファイルのアップロード対応と、PCにダイレクトにデータ転送出来る、インフラストラクチャーモードがあるという違いでした。
おそらく下位モデルのEye-Fi Explore X2 8GB とハード的には共通だった筈なので、かなり付加価値を付けて販売価格が決定されていたと思われます。
5月のファームアップによって、Eye-Fi Explore X2 8GB とPro、そして、Eye-Fi Mobile X2が実質的にはほぼ同じ機能になりますので、Proカードの主な用途の違いはRAWファイルの転送が可能かどうかになります。
ちなみに、Eye-fiでは富士フイルムのRAWファイルはサポートしていないので、私のようなFinePix X100ユーザーはProカードを購入する意味は殆ど無かったのです、しかし今回の値下げで価格差が大幅に縮まったので、新たに購入される方は選択が難しくなりそうですね。
(少なくとも、現時点で高価なEye-Fi Pro X2は買うのはオススメしませんので5月を待ちましょうw)