ここでEye-FiカードをPC/Macから抜き、カメラに差しましょう。
ここで注意、eye-fiカードの転送先となっているWi-Fiエリアに入っていないことを確認してください。
WiMAXやイー・モバイルのルーターを転送先として使っている場合も停止しておいてください。
Eye-FiカードがWi-Fi経由で自動転送する優先順位は。。。。
1.アドホック接続 (X2Proの場合)
2.インフラストラクチャモード無線LANネットワーク
3.公衆無線LANホットスポット(あるいはモバイルーター)
4.ダイレクトモード
となります。
確認後、カメラの電源を入れ、iPad/iPhoneの 設定>ネットワーク>Wi-FI を見ると、先に設定した、Eye-Fiのダイレクトモードネットワークがみえれば成功です。
更に、iPad/iPhoneのEye-fiアプリを立ち上げましょう。
すると、元々PCなどを設定先として登録されていた場合、iPadをアップロード先にするか確認する画面が出てきますので、Switchします。
で、iPadとペアリングを確認する画面
これが出れば大丈夫でした。(iPhoneでは出なかった)
ということで、晴れてEye-fiカードとiPadが繋がった筈なので、撮影してみます。
使ったカメラは富士フイルムFinePix X100で、1200万画素のカメラ。JPEGの写真ファイルは2~3Mという感じでしょうか。
ということで、Eye-fiのダイレクトモードの設定はこんな感じなのですが、ここでオマケ。
その後・・・
Eye-fi アプリを立ち上げたままにしておいて、iPadのネットワーク接続をEye-fiダイレクトモードから、インターネットに接続を切り替えると、今度は自動的に、Eye-fiクラウドサービスであるEye-fi Centerの方に写真アップロードを始めるのです。
更に・・・・
Eye-fi はiPadがスリープ状態でもダイレクトモードが動作するようです。
Eye-fiアプリを立ち上げたままiPadをカバンの中に入れた状態で(スリープになっていても)カメラで撮影するとすぐにiPad側に写真が伝送されていたのです。
そして・・・・
iPadに取り込まれた写真を“Share”することが出来るのですが、あらかじめEye-Fiに設定した転送先が選べるようになっています。
こちらの画面から一気に、Flickrやフォト蔵、あるいは自分のPCに転送出来ます。
上の画面では写真1枚だけ転送していますが、複数の写真を設定することも出来ます。
これは強力!
◆まとめ
Eye-fiダイレクトモードの登場によって、Eye-fiカードの使い方、特にモバイルでの使い方は飛躍的に便利になります。
しかし、転送経路が複数出来るのできっちり理解していなければ、自分の写真が今どこにあるのか、判らない状態にる場合もあります。
だたし、いったん理解すると、iPadをデジカメの写真共有ハブにすることが可能になり、もう手放せなくなるかもしれません。
またiPad2の登場によって、更に強力なCPUが登載されていますので、これまでPCでやっていた写真の取り込み→調整→トリミング→アップロードがiPadだけで一気に可能になるでしょう。
実際に、私の初代iPadでも、Eye-fiダイレクトモードで取り込んだ1200万画素の写真を、AdobeのPSExpress(なんと無料)でまったくストレス無く調整出来ました。
作例:
富士フイルムFinePix X100オリジナル
PSExpressで加工してフレーム追加
PSExpressでソフト&モノクロ化
PSExpressで調整、TiltShiftアプリで加工
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