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フェラーリFFに登載された画期的四輪駆動システム4RMを解説する動画

フェラーリFFはフロントホイールドライブでは無くw基本的にはフロントエンジンリアドライブ、しかも。リアにトランスミッションを登載するトランスアクスル方式の基本FRレイアウトながら、画期的なシステムでフロントにも動力を伝えることが出来る、フェラーリ初の四輪駆動のクルマなのです。


そのフェラーリの四輪駆動システム4RMを解説する動画がこちら。

フロントミッドエンジンとトランスアクスルレイアウト、そして、フロントホイールは独立したパワートランスファーユニット(PTU)によってトルクが伝えられます。

この四輪駆動システムはこれまでより50%も軽量化なのが特徴。
また、リア53%という優れた重量配分を達成しているとのことです。

そしてなんと、このPTUユニットはクランクシャフトから直接ギアを介して動力が伝えられているのです。
伝えられた動力は、油圧システムによってコントロールされるフロント左右ホイール毎2つのクラッチシステムによって制御されています。

ということでフェラーリの四輪駆動システムは、前輪は後輪のギアとは個別に、クラッチのみでトルクがコントロールされる仕組みのようです。
おそらく、このメカニズムでは常に動力を伝えていることは無く、また、クランクシャフトからの減速比も一定ですから、必要な時に瞬間的に所謂半クラッチ状態でトルクが配分される仕組みのようです。
また、超高速時にはキャンセルされているものと思われます。

同じく、フロントエンジン+トランスアクスルの日産GTRはリアのトランスミッションからフロントに向けて、サブのプロペラシャフトを使ってマジメに動力が伝達されるのに対して、フェラーリFFの仕組みが大きく異なっています。

日本のプロペラシャフトを備えたGTRも画期的ですが、フロントはギア無しと割り切ったフェラーリの4RMも画期的ですね。

フェラーリFFは4ドアだし、後ろに沢山荷物も詰めそうだし、四駆だし、これで春スキーに行ってみたいなぁw

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