BMWが量産化を決定した「Vision EfficientDynamics(ビジョン・エフィシエント・ダイナミクス)」というクルマは、Juergen Greil氏のチームによってデザインされたものです。
YouTubeにエンジニアとしてJuergen Greil氏がどのように、Vision EfficientDynamicsのコンセプトを作り上げ、チームとして実現したかのストーリーが動画としてアップされています。
白紙からのコンセプト作り、ドライビングの面白さを追求すること、人間中心設計、チームワーキングについて様々な視点で開発の場面を語られていますが、コンセプトカーとして、Vision EfficientDynamicsが完成する時が、Juergen Greil氏にとってのVision EfficientDynamicsという友人との別れ、そしてそれまでの素晴らしい物語の終焉でありことを語られています。
デジタル化が進む車作りの中にも、エンジニアのアナログなステップバイステップのプロセスの積み重ねと苦労が車の価値を作っているということが伝わってくるビデオでした。
ビー・エム・ダブリューは11月10日、コンセプトモデル「Vision EfficientDynamics(ビジョン・エフィシエント・ダイナミクス)」のプラグイン・ハイブリッド・システムを、量産モデルのスポーツカーに搭載して発売すると発表した。この発表に伴い、同システムを搭載したプロトタイプモデルを、ドイツ・ライプツィヒの見本市会場で報道陣に公開しているが、生産開始時期などは明らかになっていない。