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うぉっ!ランチア・ストラトスが復活!しかもフェラーリV8エンジン

この写真は紛れもなくラリカーの歴史を変革したベルトーネデザインの傑作、ランチア・ストラトスです。




何と、このマシン、フィアットのバロッコテストコースで撮影された写真とのことです。

New Lancia Stratos supercar pictures | evo

Details of a new Lancia Stratos started to leak out a few weeks ago after one was spotted testing at Fiat’s Balocco test track back in July. This car turned out to be a one-off special, which a wealthy entrepreneur involved in the Automotive supply industry had commissioned Pininfarina to build, requesting them to design a modern recreation of his favourite car of all time, the legendary Lancia Stratos.

この前後フードのオープン具合からして、正にランチア・ストラトス。
ラリーの実戦で抜群の整備性の為のデザインです。

で新ストラトスの復活の経緯はこちら

ランチア ストラトス が復活…少量生産か | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)

このストラトスをオーダーしたのは、Michale Stoschek氏。ドイツ大手部品メーカー、Brose社のオーナー兼CEOを務め、自らもラリーに参戦するほどのモータースポーツファンだ。その趣味が高じて、ストラトスを復刻することになったのだ。

そして注目はその中身ですが、フェラーリ 430スクーデリアをベースにし、その4.3L V8エンジンは503bhpにチューン、そしてカーボンファイバーボディが採用され、その重量は1240kgに抑えられ、ベースとなった、フェラーリ430スクーデリアより108kg軽量化、その結果1トンあたり413bhpのウェイトパワーレシオとなります。

ちなみに、オリジナルのランチア・ストラトスは、190bhpの2.4L フェラーリV6エンジンを搭載し、車重は980kgで、1トンあたり197bhpのウェイトパワーレシオということで、2倍以上の動力性能です。

オリジナルのストラトスもフェラーリ 246ディノのエンジンを借用していましたので、現代に復活したこのスーパー・ストラトスにフェラーリエンジンが搭載されるのは最良の選択かもしれません。


こちらが新ストラトスを開発されている時の写真だそうです。

ピニンファリーナの1:1風洞を利用していますね!

ちなみに、オーダーしたStoschek氏は、このスーパーストラトスを25台サンプルで生産しているそうで、決して1台限りのワンオフではなさそうなんです。

これまで、ストラトスのレプリカも存在することはしていましたが、流石、自動車部品メーカーの社長さんがリードするプロジェクトですから、クオリティは高そうで、その辺はいろいろ考えられてるかもしれませんね。

ちなみに、2005年、ランチア社自らストラトスの復活モデルのコンセプトカー、“フェノメノン ストラトス”プロジェクトを発表しましたが、それは未だに市販されてることは実現していません。

【ジュネーブモーターショー05】ストラトス 復活…発売はされませんが | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)

発売当時「スーパーカー」に含まれながら、ラリーでも輝かしい実績を残したランチア『ストラトス』。そのデザイン・エッセンスを現代の解釈で描いたのがフェノメノン『ストラトス』だ。

純正ランチアデザインはちょっと違和感あるのは私だけでしょうかw


ということで、Flickrで、思い出のランチア・ストラトスの写真ちょっとだけ集めてみました。


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