7月7日に、都内某所にあるウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンで開催された、“今を生きるヒントがいっぱい”『トイ・ストーリー3』ブロガー試写会 に参加して来ましたので報告いたします!
世界中で大人気の、映画トイストーリー、勿論、私も1、2共に、映画館で見てすっかりトイストーリーファンになった私です。
イベントのサブタイトルが“今を生きるヒントがいっぱい”ということですが、そのヒントとは何か?
◆早速トイストーリー3の試写
イベント会場に到着、試写会場に案内していただき、すぐに試写会が始まりました。
短編映画の、Day & Night、そして、ToyStory3 を鑑賞。
ピクサー映画の傑作がまた2つ加わったと言って良いと思います。
ただ、あまりにも素晴らしい映画だけあって、そのプロモーションをされている宣伝プロデューサーのお仕事もとても難しいんだそうです。
それはいったいどういうことなんでしょうか?
それでは、映画の感想は後にして、試写会の後に開催されたトークセッションについてレポートします。
◆トークセッションはこちら二人
お話を聞かせていただくのは
- ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)「トイ・ストーリー3」宣伝プロデューサーの 百合草 太郎様
- アジャイルメディア・ネットワーク(株)代表取締役 ブロガーの 徳力 基彦様
◆試写を終えて
今日あえて2Dで見ていただいたのは、ブロガーの皆様には3Dの凄さや技術よりも、トイストーリー3のストーリーの素晴らしさを見て伝えていただきたいということ。
これまでのピクサー映画に輪をかけてストーリーが緻密だった筈。
◆トイストーリのすごい認知度
大人で 90%、子供で80%もの認知度があった。
世代を問わず誰もが知っている。10年以上前の映画なのに、お子様の認知度が高い。
→レンタルビデオ店でも定番な人気、レンタル率が継続して高いことが解った。
※ブロガーの方で1,2とリアルタイムで見た人は?→約半分
◆トイストーリについての固定概念を崩したい
トイストーリーに対する一般的なイメージ
- 良くで来たCG
- ディズニーの映画
- 子供向け
- アニメ
- PIXER=ディズニー
トイストーリ3ではこれまでのイメージとは違う部分も知って欲しい
◆トイストーリ1,2との違い
1や2ではおもちゃたちの帰る場所があった。守ってくれるアンディーがいる状態で冒険が出来ていた。
3でおもちゃたちは運命と選択を迫られる
アンディーが大学生になり、おもちゃたち別れなければならないという運命。
そしておもちゃたちは、生き方の選択を迫られる。
百合草さんは、事前に見せられていた絵コンテの段階で泣けてきた。
これはとんでもない映画だ。
どう伝えるのか、非常に難しい。
何とかトイストーリー3の素晴らしさを伝えたい!!
◆アジャイルメディア徳力さん
普通にプロモーションすれば必ずヒットする映画の筈。なのにmどうしてこのような企画を考えたのか?
1,2とは違う、大人も泣ける、深いメッセージを感じる筈、この映画を見て感動出来ることをもっと伝えたい。
トイストーリー3監督、リー・アングリッチさんの言葉を借りる。『伝える価値のあるいい物語』
トイストーリは1で完結する筈だった。
2はビデオ作品として作られていたが、映画化する価値があると判断した。
3も製作する予定はなかった。
3を作るからにはより深い共感がないとだめ。
喜怒哀楽の全てを感じられることを意識して製作した。
ストーリーは本当に細かく計算されている。
単なるおもちゃの世界を描いているのではない。人間の社会の話そのものを描いている。
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