ピューリッツァー賞カメラマンそしてEOS 5D mark IIで撮影した衝撃のムービーを公開し一眼レフ ムービー時代を牽引したVincent Laforet(ビンセント・ラフォーレ)氏が、iPhone 4による動画撮影の可能性について、自身のブログで語られています。
まずビンセント・ラフォーレ氏が紹介されているのが、iPhone4によるビデオが2作品
“Apple of My Eye”という題名のショートフィルム、iPhone 4 で撮影し、iMovie – Apple Inc.で2日間掛けて編集した作品なんだそうです。
ディレクターのMichael Koerbel氏は、USC映画芸術学校の学生さんなんだそうです
パイクスピークで開催されたヒルクライムで、ドゥカティ・ムルチストラーダーでチャレンジ、見事優勝までの記録動画
“Apple of My Eye” – an iPhone 4 film – UPDATE: Behind the scenes footage included from Michael Koerbel on Vimeo.
これらのビデオのクオリティを見て、殆どの方は、iPhone4という携帯電話で撮影された動画ということをほぼ意識することなく、映画クオリティの作品であり、映像記録として十文に通用することを理解する筈です。
ビンセント・ラフォーレ氏も、iPhone 4の720pのハイビジョン動画が、これまで以上にプロのジャーナリストと個人のニュース発信のギャップを埋める要素になるであろうと語っていらっしゃいます。
そして、10数年前購入したキヤノン2万ドル!のDCS520に匹敵する画像がiPhone 4によって得られることになったことを踏まえ、今後5年後にこれまでに無い動画撮影の進化が起こるであろうことを予言されています。
iPhone4の可能性は動画や静止画のクオリティもさることながら、iMovie – Apple Inc.を筆頭に、様々な開発者が自由に(それなりの制限はありますが)開発したカメラのアプリケーションがすぐに使えること、そして、なによりも3GやWiFiによって撮影した動画や静止画を、ほぼリアルタイムに共有出来るということで、既存のカメラやカムコーダーは既にデジタル画像を撮影するガジェットとしては既に古い形態になっているのかもしれませんね。