権威ある(たぶん)カメラ雑誌アサヒカメラ7月号の表紙。
いや、この女性の写真がどうのこうのでは無く、その綺麗な○ッパイの先っぽ右に印刷されている文字、「銀塩ライカMがついに生産終了!?」が・・・・
銀塩カメラと言えばライカ!それが本当に銀塩カメラを生産終了させちゃうのでしょうか?
なんたってアサヒカメラが掲載してる、それも今月号にこんな過激な表紙持ってきて、それも一番気になる位置に載せちゃう記事ですから、これはあながち噂レベルでは無いかもしれませんね。
考えてみれば、35mm銀塩フィルムのレンジファインダー機Leica M7の後継jは、デジタルになった、Leica M8でした。
そして、それがフルサイズになったLeica M9が出現。
つまり、銀塩のM7の後継は既に無い状態になっていたと考えても間違い無かったのです。
更に、カメラが生産されなくなってもフィルムカメラなら、数十年使えますが、肝心の銀塩フィルムやその印画紙が無くなってしまうと、いくら高価なカメラでもその役割は終ってしまうでしょう。
そんな時も刻一刻とやって来ているようです。
このところ印画紙やフィルムの大手メーカーによる製造中止の連絡が相次いでいるが、今日ついにコダック社がすべてのカラー印画紙の製造を今年夏に終了すると言う連絡があった
個人的には、これらのニュースでライカM7を購入するなんてことはあり得ませんが、少なくとも、ライカ、そして銀塩フィルムを使ってきた表現者の方の作品が今後見れ無くなるかもしれないというのは、悲しい限りです。
但し、その銀塩の表現者の代表みたいな森山大道さんが、デジタルについて語っているインタビュー。
【写真展リアルタイムレポート】森山大道展「レトロスペクティヴ 1965-2005」、「ハワイ」
これまで仕事上でデジタルカメラで撮った写真を発表したことはあるが、今回の展示には入っていない。撮っただけでは自らの作品にはならないからだ。「今はPCも持っていない。TRI-X(コダックのモノクロフィルム)があるうちはフィルムカメラを使うし、なくなったらデジタルをやるぐらいの気分でいる。PCなんて機械なんだからさ。これまでやっている暗室作業だって、僕は一番単純なことをやっているだけだから、デジタルでも同じだと思うよ」。