◆持ち出したくなるデザイン
昨年の3月くらいからデザインのプロジェクト開始
デザイナーへの要望⇒これまでのPシリーズとまったく同じ大きさで新鮮なデザイン
何故同じ大きさか?⇒文字入力をする為に最小のキーボードのサイズを変更することは出来ない
ここ最近メタリックなデザインが氾濫しているので、今回は是非マットで行きたい
マット=布、ゴム
ゴム=柔らかく、包み込む
包み込むデザイン
◆カラフル
一般的にモックアップ段階ではカラーを決めないが、今回の新VAIO Pシリーズではオレンジをイメージカラーとして、最初のモックアップに着色した。
柔らかい色で包み込むデザインを具現化
ソフトな色とカタチを生かす⇒まずオレンジやライトグリーンをイメージした
青や、赤などの要望があったがあえて外して考えた、またマーケッティングからはメタリックへの要望が強かったので、後戻り出来ない心配があった。
⇒社内で公開したところ、すごく好意的に受け止められた
⇒即決
しかし製品化するまで、設計とのやりとりや調整ではではかなりの苦労
激しい議論を重ねた
例えばネジを使わないコンセプト
前Pシリーズような、すりばちを設けてキーボードと液晶の干渉を避けるようなデザインにはしない
過去モデルのデザインの良さ
エッジを妥協したデザインもあった
◆アクセサリー
包み込むデザイン、アクセサリにもこだわり
カラーのコントラストを楽しむケースはデザイナーからストラップ付を条件に製品化