リコーはレンズユニット交換カメラ、GXR用のレンズユニット第三弾、「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」を新発売します。
発売は6月上旬とのこと
株式会社リコー(社長執行役員:近藤史朗)は、光学10.7倍(28~300mm)の広角・高倍率ズームを搭載し、RAW静止画で約5コマ/秒*1の高速連写ができるGXR専用カメラユニットとして、裏面照射型CMOSセンサー、進化したノイズリダクション機能を搭載した「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC*2」を開発し、新発売いたします。
公式サイトには既に、作例がアップされています。
「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」 のスペック的にはコンパクトデジタルカメラRICOH CX3と同じ焦点距離、同一の裏面照射CMOSイメージセンサーが搭載されています。
ちなみに、これまで発売されているレンズユニットとイメージセンサーは
- GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO : APC-S CMOSセンサー 約1230万画素 : 約263g
- RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC : 1/1.7型CCD 約1000万画素 : 約161g
- RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC : 1/2.3型裏面照射型CMOSセンサ 約1000万画素 : 約160g
となり、3ユニットそれぞれ、イメージセンサーが異なることになります。
その結果面白いのは、単焦点50mmのレンズが最も巨大で、24-27mmと28-300mmが同等の重量(大きさ)になっているということです。
レンズを大きくするより、イメージセンサーを小さくして望遠側を稼ぐという、ユニット交換ならではのメリットが効いている構成ですね。
ちなみに、この次は、たぶん、28mm単焦点ユニットが出るとリコーは公言していますので、4本位揃えばかなり選ぶ楽しさが増えるのでは無いでしょうか?
個人的な妄想で言えば・・・・
- 28mmと50mmマクロ : 気合の作品用
- 24-27mm : スナップ用
- 28-300mm : ムービー用&家族でお出掛け用
なんて使い分けになるのかな?
多くの方が望んでいることですが、GXRにMFレンズマウント用のユニットが出ると、ミラーレス以上に(GXRもミラーレスと言えばミラーレスですが)インパクトがあるのでは無いでしょうか?
但し、ボディ側にシャッターユニットを内蔵しなければいけないそうなので、大きさとコストが厳しいようですね。
GR BLOG様にもお知らせがアップされています
光学10.7倍(28~300mm)の広角・高倍率ズームを搭載し、RAW静止画で約5コマ/秒の高速連写ができるGXR専用カメラユニットとして、裏面照射型CMOSセンサー、進化したノイズリダクション機能を搭載した「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」を6月上旬に新発売いたします。
画像処理エンジン「スムースイメージングエンジンIV」と、高速画像処理を実現するCMOSセンサー搭載による高画質化とダイナミックレンジ拡大機能を搭載しています。
関連ニュースはこちら:
RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCの正式アナウンス
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/05/07/033/index.html
リコーは、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」用の新カメラユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後の見込み。