docomo2010年夏モデル何と言っても一番気になるのが、このNEC製端末 N-08Bです
ドコモの携帯電話の中でスマートフォンも含めて一番大きく、本物のキーボードを持っているのがこのN-08Bです。
しかし、この機種はスマートフォンでは無く、あくまでもドコモの携帯電話というのが特徴なのです。
しかし、開くとこんな感じ
この姿は、同じNECから発売されていた、mobilegear(モバイルギア)、あるいは、sigmarion(シグマリオン)を思い出された方も多いのでは無いでしょうか?
で、iPhoneとのサイズ比較はこんな感じ
内ポケットに入る大きさとのことです。
早速、メニューからテキストエディタを起動してみました。
NECの係員の方によれば、N-08B のキーボードは、両手で打てるギリギリのサイズを狙って試行錯誤してこの大きさに決定したとのことです。
確かに、ギリギリ文字打てますが、かなり独特のキー配置は慣れが必要です。
小さくした割には、キーが多い。もっと割り切れば良いと思うのです・・・・
まぁ人によっては、スムースに文字入力が出来る本当にギリギリのサイズかもしれませんね。
ちなみに、N-08BはあくまでもiMode携帯ですから、“Menu”ボタンがあり、通常のiPhone端末と同じような、ボタン形式のメユーが出て来ます。
普通のiMode携帯と行っても、実は本体だけでの音声通話については、考慮されていません。
巨大な為、FOMAのイヤホンマイクか、Bluetoothで通話するのが良いそうです。
勿論、マイクはありますので例えばテレビ電話は逆にやりやすいかも。
そして、何と、Lui というサービスで、自宅のPCなどをリモート操作出来る機能があります。
3G で接続していますがけっこうスムースに動くもんですね。
リモート操作している時は、このポインタが約に立ちます。
IBMのトラックポインタより操作感良かったのは気のせいでしょうか?w
裏はこんな感じ
滑り止めなのでしょうか?テクスチャが美しいです。
僕としては、表もこの質感の方が良いと思いましたがが・・・
端末の正面サイドにボタンが配置されています。
最初はキーボードを開く、ラッチ解除ボタンと思っていたのですが、どうやら、音声などを上下するキーのようです。
確かにiMode端末ではちゃんと付いていますからね
microSDの入り口はこのように裏面サイドに独立して付けられていました。
エディットしたファイルをmicroSDで移動する、ポメラのような使い方も出来るそうです。
ワンセグが搭載されているのですが、そのアンテナが超か細いw
バッテリーは1600mAhという、iPhone並みの大容量
中身はNECのiMode端末ですから、かなり省電力の上に大容量バッテリーですから、N-08Bは脅威の待ち受け約 1000時間を実現しています。
また、N-08Bは無線LANにアクセス出来、更に、モデムにもなる機能があります。
iPodやiPadの文字入力を補完する端末としてかなり魅力的なのですが、若干、気になる点も・・・
- NECらしいのか?考え過ぎ?文字入力には無駄なキーが多過ぎて混乱します。
- 独特のキー配列は慣れるのも難しい?DELとBSが一緒だったり、“ー”が信じられないキーに割り付けられています。
- 開くと巨大な待ち受け画面なんですが、あくまでもiModeの待ち受けなのです。デスクトップじゃないので注意。
- やっぱり音声通話はやりにくいみたい
- GPSが無いのは残念
- おサイフケータイじゃないのが超!残念
- アンテナがすぐに壊れそうなほど、こころもとない造り。
- ブラック一色なのは寂しい
- タッチパネルだったら完璧だった(それほど不便じゃないけど)
一方ですばらしいのは
- やはり日本の携帯ということで、かなり耐久性がありそう
- iMode端末というコンセプトもよい。無駄な契約しないでも良い。
- WiFiで使えるのが良い
- Bluetoothも良い
- ワンセグ、iアプリが使える
- バッテリ持続時間が良さそう
- FOMAの充電器が使える。
- Luiを有効に使えば、面白そう
ということで、問題の価格を聞いてみると、やはりiMode端末の中では最も高いようで、PRIMEシリーズより5000円くらい上だそうです。
iPhoneがメインとなっている私ですが、N-08はキーボードがあることで、文字入力補完する端末としてかなり魅力的です。
価格次第では機種変して良いかな・・・