他チームから指摘されていたマクラーレンの”疑惑ウィング”ですがいよいよFIAが検証を開始するそうです。
昨年はブラウンGPを筆頭として、リアディフェイザーのデザインについて、シーズン中判まで騒ぎになって混乱状態でした、今年はマクラーレンのリアウィングですね。
勿論、マクラーレンもレギュレーションに合致する確認を十分行った上で、リリースしたようで、合法であることを確信しているようです。
ホーナーは問題のウイングが”ちょっとした騒ぎ”になっていると言い、デザインが合法ならば自らのチームでも作成を進める考えであるとして、明白な答えを求めていた。昨日、マクラーレンのスポークスウーマンは、ウイングが違法だと考える理由はどこにもないと述べており、チーム代表のマーティン・ウィットマーシュも、設計プロセスの段階からホワイティングの助言を受けていた事実を明らかにした。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)が先日、マクラーレンのリアウイングには空気を通すためのすき間があり、これによってストレートラインでのスピードが向上していると語っていた。
しかしながら、その形状は革新的なことから、他チームにとっては、脅威となっているようで、目立=クレームの対象にもなり易いということでしょうか?
「確かにウイングは他とは異なっているし、革新的なものだ」とマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)は『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙へ語り、さらに続けた。
現在のF1のレギューレーションは、リアウィングのセンターを支えるパーツが必要となりますが、斜め後ろから見るとそう見えません
ウィングの前方に小さい支柱が備わっているだけです。
そしてエンジンカバー連続しているシャークフィンが上側を支える構造になっています。
そのシャークフィンもウィングの後端に接続するという、実質的はウィングの実面積を減らさないでダウンフォースを最大限に生かす形状になっているようです。
ということでFIAは他チームからのクレームを受け検証に入りました。
レッドブル・レーシングやフェラーリ・チーム等から疑問の声が出ているマクラーレンの信頼性『MP4-25』のリヤウィング部について、開幕戦前にFIA(国際自動車連盟)の技術部門責任者であるチャーリー・ホワイティング氏が検証を行う方向になった
合法か否かは、シーズン突入前に発表されると思いますが、昨年のように問題は長引かないで欲しいですね。
なんたって、今期は、最高のドライバーラインナップに加え、各チームのマシンは実力が拮抗しているということで、史上最高に面白いF1シーズンになる筈ですから・・・・