昨年ルイス・ハミルトンを擁してF1チャンピオンを獲得した、ドイツのマクラーレンはスーパーカー製造事業も発展させようとしています。
そして、もうすぐデリバリーされるのが、クラーレン『MP4-12C』
常軌を逸するほど速く、とんでもなく高価なスーパーカーを作るイタリア、ドイツといった国々のメーカーと、英国のMcLaren Group社が対抗する車が『MP4-12C』だ。
マクラーレン『MP4-12C』は、カーボンのモノコックボディにアルミのシャーシを組み合わせるという構造はレーシングカーそのものなワケですが、なによりも、その製造コストも考慮されているようです。
以前マクラーレンが製造販売していたスーパカー、その名もズバリ!マクラーレンF1は、億単位という途方も無い価格となっていました。
しかしマクラーレン『MP4-12C』はシャーシーをモノコックとボルトで組み立て、外板は樹脂製にするるなど、製造コストをかなり効率化し、価格も2000万円台とF1の1/4以下というかなり”安い”価格設定されているようです。
MP4-12Cはどこが安く作られているというのだろうか。 MP4-12Cの”C”はカーボンを意味し、市販車としては世界初のワンピース構造カーボンファイバー製シャシーを採用したこのクルマだが、実はボディの外板にはカーボンではなくSMC(シート・モールディング・コンパウンド)成形樹脂が使われている。
このMP4-12Cが組み立てられる工場は病院の手術室よりも清潔な環境なんだそうです。
McLarenは「さまざまな高性能プレミアムスポーツカー」を提供し、2014年までに毎年4000台を、手術室よりも清潔な工場で生産する計画だ。
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