今季のF1は、レース中燃料の給油が禁止されたことによって、ピットストップ戦略が非常に大切になっているようです。
これまでは、燃料を給油している時間=ピットストップの時間であり、もう一つの作業のタイヤ交換は時間的余裕がありました。
しかし今季はピット作業=タイヤ交換に要する時間となります。
問題としては、燃料給油よりも、タイヤ交換作業の方が複雑でありミスする確率が多いということ、そしてタイヤは4本あり、1本のタイヤに2人以上の作業員が付くということで全員のスキルアップが要求されます。
そんな中レッドブルは、ピットクルーもタイヤ交換の激しい訓練をしているようです。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、非公式だが1.8秒のピットストップを記録したことをMirrorに明かした。
その結果、何と、ピットイン時間を1.8秒という驚異的なスピードで行うことが出来るようになっているようです。
なんと、チームクルーは減量までしているそうなんですね。これからはF1チームは全員アスリートになる必要がありそうですね。
更に、ピット作業を短縮する為の投資も凄い
複数のチームが設備の軽量化に向けて最大で50万ポンド(約6,840万円)を投資している。
F1の世界では、コストダウンという言葉が通じないのが良く判りますね。