おっペンタックス645D、正式発表ですね!
イメージセンサーは我がOlympus E-300と同じくKODAK製、センサーサイズは 44 x 33 mmですから、これって、ビッグフォーサーズ かもっ
で何と、一般的なデジタルカメラのようなローパスフィルタが搭載されていないようです。
ローパスフィルタはわざと解像度を落として、モアレを防ぐ役割があるのですが、イメージセンサが大きいことと、主なターゲットとなる風景写真では、モアレが出にくいということで、必要無いという判断だそうで、これは4000万画素と併せて超絶解像度の写真が撮れる予感です。
注目の価格は80万円中頃ということ、レンズも購入する場合、ほぼ100万円くらい。
ターゲットはハイアマチュアということで、プロ機では無いと明確に表明しているのも興味深いですね。
とはいえ「コレジャナイロボモデル」や「100 colors, 100 styles.」といったカラーバリエーションモデルの予定はないそうです・・・・・
ただ中判デジタルカメラが100万円を切るというのは画期的だと思いますが、まだまだ、私のお小遣い貯金で買えるお値段には程遠いですね。
また写真1枚あたり100Mを超えるそうで、ご自宅のハードディスクの増強も必須かと思われますので、たいへんそうです。
とは言え、ターゲットとなるハイアマチュアの方にとっては、35mmフルサイズデジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機並の価格で購入出来るわけですから、かなり戦略的な価格かと思われます。
プレスリリース
HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部は、プロ用デジタルカメラバックに匹敵する大型のイメージセンサーを搭載し、有効約4000万画素という超高精細画像を実現するとともに、アウトドア撮影を容易におこなえる高い信頼性や快適な操作性を備えたレンズ交換式中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」を発売いたします。
本製品は、これまで業務用途に限られていた大型イメージセンサーによる超高解像画像を、風景写真愛好家の方々が、アウトドア撮影でも気兼ねなく楽しめる高画質と機動性、信頼性を兼ね備えたモデルとして開発いたしました。44mm×33mmという大型で高性能なイメージセンサーの搭載や独自の画像処理技術などにより、有効約4000万画素の超高精細で圧倒的な解像力が得られる高画質画像を実現しています。さらに、マグネシウム合金製のボディやLCDを頑強に守る強化ガラス(硬質保護ガラス)の採用による軽量かつ堅牢な外装、防塵防滴構造の採用などにより、耐久性と信頼性を大幅に高めています。また、smc PENTAX645レンズをはじめ、従来からのペンタックス645システムの多くに対応した本体設計とすることで、これまでの資産を効果的に活用したシステム構築を可能にしています。
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