アメリカの大学で、フォントを「Arial」から「Century Gothic」に変更しただけで、何と30%もインクのコストが節約出来たということです。
ウィスコンシン大学グリーンベイ校が始めた経費削減のための新たな方法……それはメールに使用するフォントを変更することだ
っていうか、いまどきの大学生がメールをプリントアウトしまくっている方が驚きかもしれません。
いっそのこと、印刷禁止にした方が、劇的にインク代が節約出来る筈です!
とは言え、PCやMacに標準で搭載されているフォントを変更するだけで、インク代が節約出来たのですから、やはりコロンブスの卵的発想と言って良いかも、これは画期的なことかもしれません。
でちょっと調べてみました。
まず、フォントでインク代を節約するという発想を、更に突き詰めるとフォントの自体に”穴”を開けちゃうということでインクを節約しちゃったのがこちら、ライフハッカー様の記事
文字の量を減らせないんだったら、黒ベタの面積を減らせばいいじゃない。
と、いう会話があったかどうかは定かではありませんが、文字の中に白抜きを入れ込んで、トナーやインクの使用量を減らせるフォントが、こちらのフリーフォント「ecofont」です。
フォントデザインとしても面白いので名刺や、配布資料に使って、エコをアピールするには良いかもしれませんね。
ただ、こんなフォントに頼らなくても、プリンタの印刷設定の中には通常「インク節約モード」みたいなのがあって、若干薄くなったり、粗い印象になるのですが、通常の文章なら使えると思います。
そして、インクを節約するアプリケーション例えば、inksaverなんてものもあります。
それより、プリンタのインクを純正から、互換インクに変更してコストダウンなんてのも、けっこう定番になっているかもしれません。
などなど、これらのプリントに掛かるコストの節約方法があるということは、プリンタって、かなりコストが掛かるということの裏返だと思います。
例えば、L判1枚20円とか30円掛かるなんて、ミニラボに発注する方が安かったりしまし、数千円のインクカートリッジ買うくらいだったら、1万円以下のプリンタ買い換えた方が。。。なんて選択もあったりします。
っていうか、プリンタっていうか複合機でも6千円台?で普通に売っているんですね!
勿論、インクビジネスはプリンタやコピー機を販売されている会社の大切な収入源になっているということなんですね。
エコ(エコノミー)の風潮もありーの、そろそろプリンタでの印刷は高い!ということに気がついたユーザの需要は増々大きくなると思います。
フォントにインク代が劇的に安いプリンタって発売されないのでしょうかね?
個人的にはiPadなどの普及はプリンタの消耗品ビジネスも駆逐しちゃうと思うのですが・・・
アメリカの学生諸君もiPadを購入して、紙に印刷しないようにしてください!
発売は4月3日ですよっ!