レッドブルレーシングも今年F1マシンを公開しました
2月10日、レッドブル・レーシングは、ヘレスサーキットで2010年用マシン『RB6』を公開した
このRB6は、もしかしたら今年最も注目されていたマシンかもしれません。
昨年、空力的には最速と言われたRB5ですが、今年は他のコンストラクタがこっぞって、RB5のアイデアを昇華させた、空力モチーフを採用しています。
ーズ両端の盛り上がっている部分は、昨年よりもさらに大型化しているよう見受けられる。
ダウンフォースを生み出すデバイス、ダブルディフューザーが設計段階から組み込まれている。
RB6は非常に複雑なフロントウィングとリアウィングに連結したエンジンカバーが特徴的で、他チームのマシンに見られた形状と類似している。
特に印象的なのは、もう徹底的に後ろに、伸びたリアカウル。
ブラックのグラデーション塗装が、永遠に伸びる引用も与えています。
そんなF1マシンのトレンドを作り上げた、レッドブルのマシンだからこそ注目を浴びるのは当然、そして、現在の若手の中では最もチャンピオンに近いと言われる、クリスチャンベッテルが乗るマシンでもあるのです。
最後に発表される新車であること、そして2009年シーズンが閉幕する時点で最速のチームであったことから、レッドブルの新車RB6には大きな注目が集まっている。
「さらに進化したものがRB6だ」とベッテルは言う。「だから、最初の(バレンシア)テストには参加しないことにしたんだ」
ベッテルさんも自信満々のコメント・・・こりゃ期待出来ますね!
昨年の弱点は、非力かつ壊れまくったルノーエンジン。
しかし、現状のエンジンの中では、最も効率が良い、つまり燃費が良いのがルノーエンジンと言われているようです。
今年は無給油ということで、燃費が良いということは、初期に搭載するガソリン量が少なくて良いということです。
ルノーエンジンがガソリン搭載量の増加を最小限に抑えることが出来るのなら、かなり大きなアドバンテージになることが予測されます。
空力最強マシン、生きの良い天才ドライバー、そして、燃費と今年のレッドブルは、もしかしたらベッテルにチャンピオンをもたらすことが出来るかもしれませんね。
昨年、ブラウンGPをあれほど追い詰めたのですから。