3月から東京と大阪で、ネット経由のラジオ試験放送が始まるそうです。
ネットでの同時送信に踏み切るのは、TBSラジオ、ニッポン放送、文化放送、エフエム東京、J-WAVE、エフエムインターウェーヴ(InterFM)の在京キー局6社と、朝日放送、毎日放送、エフエム大阪など在阪の準キー局6社、加えて短波の日経ラジオ社の合計13社。
日本でラジオ放送が始まって85年ということなんですが、そんなレガシーなメディアも、念願?のネット解禁ということです。
既に、iPhoneアプリで、FM東京がiPhoneアプリでサイマル放送を開始していますが、これは、出演者やスポンサーなど全ての人に細かく了承を得た上で開始したそうなのです。
先に、電通のiPhoneアプリ経由で開始したJ-WAVEの方は、多くの時間が放送休止中となっているのも、まだまだ、ネットでラジオ番組を流すというのは様々な障壁があることを、感じていました。
テレビの方は、わけのわかんない地デジに移行しようとしていますが、ラジオは今後、電波では無くインターネットコンテンツになってゆくのでしょうか?
そうなれば、テレビの方が遅れたメディアになるかもしれませんね。
ちなみに今回のサイマル放送に選ばれたのはAdobeのFlashプレイヤーだそうです。
Jobsが最近嫌いなAdobe Flashですが日本のラジオで活躍するなんて知っているのかな?
iPhoneではそんなジョブズのお達しでFlashプレイヤーが出る確立は少なさそうですが、iPhoneのラジオアプリが充実することを願いいます。
ちなみに、ラジオではAMとFMの曲があり、FMの方が高音質ですが、IPラジオになってしまうと、AMとFMの音質の差が無くなりますね。
特に85年前の規格そのままのAM曲にとっては嬉しい話かもしれませんね。
でも俺、AMのナローな音やFMの低域がブースト気味の、ラジオらしい音質好きなんですが・・・・
今後ネットラジオ専用端末が出るかもしれませんが、エミュレートボタン付けてねw